妹でお嫁さんな五十嵐響子
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17: ◆x8ozAX/AOWSO[saga]
2020/02/05(水) 17:36:48.38 ID:zm72+V2G0


響子「むむむ……」

P「どうした響子」

ロビーで合流した響子は、なにやらうんうん唸っていた。

顎に手を当ててサイドテールを揺らす姿が愛らしい。

可愛いの権化か。

響子「私は思った訳です、家の中だけが兄妹ではないと」

P「……どう言う事だ?」

響子「実際の兄妹って、おうちの中だけの関係な訳じゃない訳じゃない訳じゃないですか」

P「どっちだ?」

響子「あれ? えっと、兄妹って家の中だけじゃなくて、お外で会う場合も勿論あるじゃないですか?」

P「それはそうだろうな」

響子「外で会う事もある。なんなら一緒にお食事したりお買い物する事だってある筈です」

P「それもそうだな」

響子「なのにですよ? 兄妹の演技の練習を家の中だけに限定してたら足りない気がするんです」

P「……ふむ」

響子「勿論事務所内ではアイドルとプロデューサーって言う関係です。プロデューサーのお家では兄妹です。すると……」

P「……空白が存在するな」

響子「そうなんです。事務所に向かうまでの時間とお家に帰るまでの時間、勿体無くありませんか?」

P「つまり?」

響子「事務所を出たらもう兄妹の練習を始めませんか? って事ですよーお兄ちゃんっ!」

あっやばかわい。

P「まぁ確かに、それもそうだな」

響子「同意も頂けたので早速始めちゃいましょっ!」

P「あっやばかわいい」

響子「ねぇお兄ちゃん、お夕飯のお買い物しに行きませんか?」

そう言って、響子は此方へと一歩近寄って微笑んだ。

P「構わないが……あぁ、だから普段以上にがっつり変装してたのか」

それでもトレードマークのサイドテールはそのままな辺り、拘りがあるのだろう。

響子「お兄ちゃん、いつもは何処でお買い物してるんですか?」

P「え、コンビニだけど」

響子「スーパー行きます。場所調べますよ」

P「はい」

有無を言わせぬ形相だった。

響子「信じられない……本当に実在したんだお買い物全部コンビニで済ます人……勿体無いと思わないのかな……」

非常に肩身が狭かった。





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