ゆっくりれいむ「みらいさんはれいむのおさげのなかっ」
1- 20
2: ◆XozYxp.J6w[saga]
2020/02/05(水) 02:28:09.10 ID:Qi/WDCS80
悪戯で気分はいくらか晴れたものの
問題は何も解決していない
なまじバッジを取得できる頭だったせいか
自販機の裏まで戻って寝転がった時に考えてしまう


れいむ(・・・・・・ゆっくりできない・・・ゆっくりできないよ・・・・・・)


白玉で出来た目から饅頭の頬を伝う大粒の砂糖水
溢れてくるゆっくりの涙
しかし泣いた所で何も前進しないし好転もしない
幸運の女神はやってこない。やってくるのは蟻だけ・・・
野良ゆっくりにとっては泣くことは致命的


れいむ(ないてどーなるんだよ・・・れいむ・・・!)


バタッバタッ

身を悶えさせ蟻と涙を拭ったときだった


れいむ(・・・おもてにだれかいる・・・にんげんじゃない・・・)


無論、自販機の裏に居を構えると人間はやってくる
人間じゃないなら暖を取りに来たかジュース目当てかのゆっくりである
野良になってかられいむはろくな目にあっては居ない
一匹で苦い道草を齧る日々がその証左
だからこそこの自販機の裏だけは死守しなくてはならなかった


れいむ「なんのようっおらっ・・・!」


そこに居たのは地域ゆっくりのれみりゃであった


れいむ「れ、れみりゃだああああああ!!」

れみりゃ「うー?・・・れいむはこのじはんきにすんでいるれいむ?」

れいむ「うわああああああたべないでええええええええ!!!」

れみりゃ「だまるどー・・・ほんとうにたべられたいのかどー?」

れいむ「っ・・・っ・・・」


あれほど地域ゆっくりへ悪態を吐きながらも
いざ目の前に地域ゆっくり
しかもゆっくりを食べる捕食種がいるとなるとれいむはもうどうしようもない
死を覚悟すると逆に冷静になるのはどんないきもの…なまものも同じ


れいむ「な、なんのようなの、れみりゃ」

れみりゃ「うー☆ れいむはじはんきのまりさをしってるかどー?」

れいむ「・・・まりさ?」

れいむ「あ・・・ああ・・・さいしょにじはんきのうらがあたたかいっておしえてくれた・・・」

れいむ「でもそれだけで・・・いまはもうあってないというか・・・しらないよ・・・」

れみりゃ「・・・・・・うー☆ なかにはいってもいいかど?ここではなしてたらにんげんさんのじゃまになっちゃうどー☆」

れいむ「え・・・いや・・・その・・・」


れいむ(だめだよ!!なかにはいままでこわしたけっかいの・・・)

れいむ(もしもれみりゃのすのけっかいだったら・・・)


れいむ「あーーーそのーーーどこかべつの・・・れいむは・・・えっと・・・」

れみりゃ「うー?・・・じゃあ、れみりゃのすがちかくだからおはなしするどー」


れいむ(・・・・・・・)

れいむ(とりあえずかくしておこう・・・)


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
4Res/9.45 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice