【禁書安価】垣根「はじめましてだな、一方通行」一方「誰だオマエ…?」
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95: ◆ocnT.96ZZU[saga]
2020/02/07(金) 13:21:29.66 ID:rJF2PP6y0

上条「よし…!」

 御坂から多少の話は聞いていた。

 一方通行の身体があらゆる攻撃を反射する能力に覆われていること、だからこそ異能の力を打ち消す、自身の右手が有効なのではないか、と考えていたが、予想は的中した。

垣根「……一方通行を吹き飛ばしただと!」

 垣根は驚いていた。先程、自分も一方通行への攻撃に成功したが、先程のは偶々だったのだ。理由は分からないし、一方通行側のミスだったのではないか、と考えていた。

 そのため二撃目はないだろう、と首をひねらせていた。なにせ一度殴られたならば演算ミスがないようにより神経質になるはずだったからだ。少年の攻撃が決まったのは、信じられないことだった。

一方通行(が……なンでオレが地面に二度も倒れてンだァ……? 本当に反射が狂っちまったのかよォ?)

 夜が更け静けさに包まれる中、それとは対象的に第一位の心の中には熾烈の業火が広がり、痛みと混乱による怒りが湧き上がる。

 地面の砂利の不快感、空を見上げる感覚、頬の痛み。全てが未体験のもので彼の感情の高ぶりに拍車をかけた。

 赤い目が月明かりに反射し、黒髪の少年を一瞥する。


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