【禁書安価】垣根「はじめましてだな、一方通行」一方「誰だオマエ…?」
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◆ocnT.96ZZU
[saga]
2020/02/06(木) 18:08:28.86 ID:+OTeFIyt0
一方通行「なるほどなァ……何でテメェが五体満足かと思ったら、手に空気か何か纏わせてやがるな?」
図星だった。
垣根帝督は一方通行の能力を初春から聞いていた。だからこそ直接触れるような真似はしない。未元物質を身体に纏わせている。微弱とはいえど強能力者程度の力はある。
一方通行の能力を一部回避できたのは能力上の相性という偶然の産物であったが、それは彼に有利に働いていた。
垣根(どうする……)
だが目の前の悪魔にバレた以上、何かしら対処はしてくるはずだ。そうでなくても、垣根の攻撃は全く一方通行に有効ではない。
一方通行(何の物質かはいまいち分からねぇが……この程度じゃ強能力者レベル。気にするべき相手でもねェ)
一方通行(そして、気体で固めているなら話は簡単だ。その固定された空気を360度の方向に適当に分散させちまえば良い)
一方通行「残念だが勝負ありだ……二度、オレの反射から逃げ切ったことは称賛するが、それでもオレからしたら虫けらにすぎねェ力だ……そこのクローンと同じでな」
垣根「……さっきからクローン、クローンって何言ってやがる」
一方通行「あ? 知らねぇでコイツに付き合ってたのかァ? コイツはオリジナル御坂美琴のクローン。オレが『絶対能力者』になるための『妹達』とかいう二万人の人形の内の一人だァ……」
垣根は目を見開かせた。
御坂妹がクローンだからというわけではない。むろん、それだって一般人に過ぎない彼にとっては驚きのようなものだが、それ以上に彼の心を揺らがせたのはこの『超能力者』の態度だ。
二万人……この男には血も涙もないのか? 絶対能力者がどうとかごちゃごちゃしたことは分からないが、一人の人間をクローンだとか人形だとかといって見下している口ぶりが受け入れられなかった。
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