【禁書安価】垣根「はじめましてだな、一方通行」一方「誰だオマエ…?」
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83: ◆ocnT.96ZZU[saga]
2020/02/06(木) 17:36:57.29 ID:+OTeFIyt0

垣根(やっぱり嫌な予感がしたと思った通り……来て正解だったな…)

垣根(だがアイツ…)

 垣根は先程殴った自身の手を見る。異常はない。だが殴った瞬間、どういうわけか弾かれた。今、出せる限りの未元物質を集中させての一撃だっただけに、目の前の白髪の男が只者ではない、と言うことが分かった。

一方通行「オマエ誰だ…? コイツの様子からするに、迷い込んじまった一般人じゃねェよなァ?」

垣根「さぁな…」

一方通行「……オイ、この場合実験はどうなる?」

 一方通行が御坂妹を見下しながら問いかけた。その様子は至極だるそうなもので、まるで蝿を払いのけるのに狼狽している人間のようだった。

御坂妹「実験は……一時停止となります」

一方通行「そうかァ……ってことは、このクソホストを始末してからになるってわけだな」

 彼は垣根のほうへ近付いた。先程自身を殴ってきた標的の腕はなんともなっていない。

 本来ならば反射の自動モードで、骨が使い物にならなくならない曲がるはずが、目の前の男は全く意に介していない。

御坂妹「ま、待ってください!」

一方通行「……このクローンとどういう関係か知らねェが、ヒーロー気取りなら今すぐ回れ右しろ……そしたら逃してやるからよォ」

垣根「なら回れ右して360度回ってお前にフリッカージャブしてやるよ」

一方通行「へぇ…言うじゃねェか」

 白髪の少年の歩みがそこで止まった。標的の目を見据えた。

一方通行「残念だがよォ……ここでテメェみたいなモブキャラは退場だァなんだっての!!」

 すべてを破壊する両腕が垣根の身体へと伸びた。


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