北条加蓮「藍子と」高森藍子「くもりのち晴れのカフェで」
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6:名無しNIPPER[sage saga]
2020/02/03(月) 18:05:30.30 ID:MOdSeJ0s0
加蓮「ただ、走り続けてるって話なら……私の中だと、それって私より凛とかのイメージかなぁ、って思っちゃって」

藍子「凛ちゃん?」

加蓮「アイドルの最先端を走ってる感じ。それこそ追いつくのが大変でさー……。隣に並んだつもりでいても、すぐに追い抜かれて、いつも背中を追ってばっかり」

加蓮「ふふっ。これでも色々成長したつもりだけど、なんだか悔しいなぁ」

藍子「くすっ」

加蓮「って。藍子から見て私が走ってるなら、一言は"歩いている人"じゃなくて"走ってる人"にならない?」

藍子「今のお話は、前までの加蓮ちゃんですよ。今の加蓮ちゃんは、歩いているなぁ、って」

加蓮「何それー。お前最近サボってるなって言いたいの? だから凛に追いつけないと?」

藍子「違いますよ〜。行きたい場所を見つけて、そこを目指しているのは、昔の加蓮ちゃんも今の加蓮ちゃんも同じだと思います。けれど……」

藍子「最近の加蓮ちゃんは、無理しないで、自分のペースで歩いているな、って♪」

加蓮「ふぅん……?」

藍子「だから、見ていてハラハラしなくなっちゃいました。それに、隣に並ぼうと思ったら、並べそうとも思って……だから、前より距離が近く感じて――」

藍子「あっ、でも、ちょっと目を離してしまうと、やっぱり加蓮ちゃんはすぐに走って行っちゃうんです」

加蓮「あははっ。何そのやんちゃな子ー」

藍子「くすっ♪」


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