北条加蓮「藍子と」高森藍子「くもりのち晴れのカフェで」
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5:名無しNIPPER[sage saga]
2020/02/03(月) 18:05:00.03 ID:MOdSeJ0s0
藍子「……、」

加蓮「まだー?」

藍子「……加蓮ちゃんを、一言で。ですよね。……アイドル以外だと、なかなか思いつきませんね」

加蓮「あと5分以内に答えないと罰ゲーム」

藍子「ええっ。そ、それでは……。今を歩いている人、でどうでしょうか?」

加蓮「……歩いている人?」

藍子「私、加蓮ちゃんってよく走っているように見えるんです」

加蓮「……?? いや走ってないけど……。そんなみんなみたいにドタバタしてたら、すぐバテちゃうし」

藍子「ううん。そういうことではなくて」

加蓮「たとえ話?」

藍子「そうです。たとえのお話。加蓮ちゃんは、いつもどこか目標に向かって走り続けていて、追いつくのが少し大変で――」

藍子「ううん、でも、待ってって言ったら、加蓮ちゃんはいつも待ってくれますよねっ」

藍子「そうして、誰かと足並みを揃えてあげることもあるけれど――そうではない時は、いつもどこかに走り続けているのかな? って。私には、そんな感じに見えます」

加蓮「ふうん……。走り続けてる、か……」

藍子「……違いましたか?」

加蓮「ふふっ。違うも何も。藍子が見ている私なんでしょ? それに違うって言うのも、ちょっと変じゃない?」


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