北条加蓮「藍子と」高森藍子「くもりのち晴れのカフェで」
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10
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/02/03(月) 18:08:01.50 ID:MOdSeJ0s0
加蓮「……ハァ」
加蓮「らしくないんだってさ」
藍子「らしくない……?」
以下略
AAS
11
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/02/03(月) 18:08:30.63 ID:MOdSeJ0s0
加蓮「……でも、勝手な話と言えば勝手な話だよね。勝手に私のイメージとか造っちゃって。現実が違ったからって、自分で失望して。それを人に向けて、傷つけるなんて……」
藍子「…………」
加蓮「ま、今回ばかりは私が悪いんだけどね。アイドルが期待に応えられなかったんだし」ハァ
以下略
AAS
12
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/02/03(月) 18:09:00.45 ID:MOdSeJ0s0
藍子「そう考えると……それってなんだか、難しいお話ですよね」
藍子「加蓮ちゃん、ここのところ色々あって……ほら、前よりずっと丸くなって。すっごく優しい笑顔を魅せるようになって」
藍子「私は、それってすごくいいことだなって思っていました」
以下略
AAS
13
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/02/03(月) 18:09:31.22 ID:MOdSeJ0s0
藍子「……でも」
加蓮「ん。言ってみて?」
藍子「でも私、監督さんの気持ちも少しだけ分かってしまいます」
以下略
AAS
14
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/02/03(月) 18:10:00.14 ID:MOdSeJ0s0
加蓮「ま、それこそ1回のオーディションに落ちたくらいで傷ついたりする加蓮ちゃんじゃないし? 悔しいけど、悔しいってだけだもん。大丈夫大丈夫」
藍子「…………本当はさっきまで泣きそうな顔してたのに」ボソ
加蓮「あァ!?」
以下略
AAS
15
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/02/03(月) 18:10:30.04 ID:MOdSeJ0s0
……。
…………。
(結局、2人そろってコーヒーを注文しました)
以下略
AAS
16
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/02/03(月) 18:11:00.39 ID:MOdSeJ0s0
加蓮「なのに藍子に丸め込まれたって感じがするんだけど?」
藍子「そんなことしていませんよ〜?」
加蓮「しかも、これを機に他のこともいっぱい愚痴ってやろうって思ってたのに。そーいう気分じゃなくなったー」
以下略
AAS
17
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/02/03(月) 18:11:30.25 ID:MOdSeJ0s0
加蓮「ずず……。ふー。ごちそうさまでした」パン
藍子「私も。ごちそうさまでした!」
加蓮「……改めて考えると、今日の私ってちょっと面倒くさかった?」
以下略
AAS
18
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/02/03(月) 18:12:00.13 ID:MOdSeJ0s0
藍子「私も、ときどき考えてしまいます。加蓮ちゃんにこれを言ってよかったのかな、ってこと……」
藍子「あの時の加蓮ちゃんは平気そうにしていたけれど、実は落ち込んでたりしてなかったかな? なんて」
加蓮「藍子にしては珍しいね」
以下略
AAS
19
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/02/03(月) 18:12:30.33 ID:MOdSeJ0s0
加蓮「む。何。分かってて言ったの?」
藍子「違いますよ。……ね、加蓮ちゃん。今の言葉、ぜんぶそのまま、加蓮ちゃんにお返ししちゃいますっ」
加蓮「……?」
以下略
AAS
20
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/02/03(月) 18:13:00.87 ID:MOdSeJ0s0
加蓮「でもさ……。落ち込んでることとか、何かに失敗したことって、本当は理由にしちゃダメなんだよね」
加蓮「それこそ私の勝手な事情だもん。藍子からしたら、そんなの知るかー! って話だよ」
藍子「う〜ん……。そうかもしれませんけれど、でも、そこまで自分に厳しくなくてもいいと思いますよ?」
以下略
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