【安価とコンマ】自分の手で切り開く幻想郷生活七日目
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374: ◆z07gL4YySg[saga]
2020/02/14(金) 23:08:28.36 ID:kPQsV6+N0
小ネタ 八十神、夫とイチャイチャする

愛する妻が出来て大体半年ほどになる。

あの日から今日に至るまでに私は彼女のことを忘れたことは無く、彼女が私のことを考えなかった事は無いだろう。

私は彼女の愛を抱きしめていたし。

彼女は私の愛に浸っていただろう。

そこに何の違いは無いし、なんの優劣は無い。

…………ないのだが。

少しの思い違いはあった。

「だーんーなーさーまー」

内緒の話をするように、私の耳に彼女が囁く。

「今日も一緒に寝ましょうねー?もう……旦那様のせいですからね?」

両手を綺麗に頬に当て、恥ずかしそうにイヤンイヤンと身体をくねらせている。

その真っ赤な長髪が彼女の動きに合わせて揺れる。

「旦那様の匂いを嗅ぎながらじゃないと……もう、わらわは寝れないんですから……」

……妖艶に笑う妻の瞳の奥に、ハートの模様が見える……気がする。

そう、これが思い違いである。

初めて会ったときからは考えられない……愛の重さ。

いや私としては夢への第一歩を踏め出せたし、一生を捧げることが出来る女性に会えたのだから嬉しいのだが。

「あの、寝る前の口付けを……お願いできますか?あと、お布団の中でも……旦那様?」

…………正直、体力が持たない。


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