男「僕の生徒は亜人だらけ」ミレイア「ろっ、六回目だからって嬉しくないんだからっ」
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857:名無しNIPPER[sage]
2021/02/03(水) 20:55:22.53 ID:XiyTWR510
「ボクの贈り物は喜んでもらえたかな?」

プロテア「えぇ、とっても」

オー「………こんなところに来てもええんか?」

「大丈夫。ボクは何も痕跡は残していない。誰が何をしようとボクにたどり着くことはない」

「なぜならベルンカステル・レディライトはあまねく亜人の味方であり、人間の敵であるから」

ベルン「それは不変の定理。ゆえに君たちに力を貸すことはあり得ない」

オー「でも実際資金援助してくれたのはあんさんやろ。力を貸したも同然やないか」

ベルン「特別保護。その言葉は第二種にとっては皮肉みたいなものだけれど、特別保護をうたってるからには最低限の保護は存在してしまう」

ベルン「第二種から多く奪い、多く殺してはいけない。つまり君たちを根絶やしにはできないということ」

ベルン「それがボクは歯がゆくて歯がゆくて、だから君たちを根絶やしにする理由を作った」

オー「第二種の武装蜂起………」

ベルン「君たちは自由を求めて、それ故に焼け死ぬ運命なのさ。自由という耳触りの良い言葉でおびき出し、皆[ピーーー]」

プロテア「だ・け・ど! 第二種にはこの私がいる! 闇に潜み私腹を肥やし、長い時間をかけてお前たちへの復讐の牙を研いだこの私が」

プロテア「二度目は負けないわよ。兄より優れた妹はいないことを証明して、あげる」

ベルン「はは。ボクがいえたことじゃないけれど、なんて呪いなんだろうね。いつまであの時代にしがみついているのやら」

プロテア「うるさいわ。それが私の遺伝子に刻まれている使命。人間を裏切り亜人などの味方をして世界を壊した大悪人にはわからないだろうけれど」

ベルン「血がつながっているといっても彼女とは薄い繋がりだよ。ベルグレインのほうがよっぽどつながりは深い」

プロテア「だとしても。復讐するは私にあり。せいぜい怯えて眠りなさい」

オー「…なぁ」

プロテア「何かしら」

オー「なら、この人、ここで捕まえたほうがええんやないか。恩をあだで返す真似にはなるけれど」

プロテア「それはだめ」

オー「なんでや」

プロテア「これは打倒さないといけないから。そんなことじゃ勝った気がしない」

オー「………」

ベルン「狂ってるよね」


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