男「僕の生徒は亜人だらけ」ミレイア「ろっ、六回目だからって嬉しくないんだからっ」
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亜人好き
◆HQmKQahCZs
[saga]
2020/08/09(日) 20:25:49.91 ID:+QSHLmum0
次の日、スズシロさんに連れられて初めて僕は村にある教会へ来た。
「ふへへ、結構立派でしょ」
田舎でも、教会は立派なんだなと変な感想を抱く。村の規模と比べても少し大きすぎるんじゃないだろうか。
そういえば教会って何が神様なんだろう。
スズシロさんに聞いてみると
「えっとね、この世界を作った神様なんだよ! あと死んだあとの世界も作ったんだって」
「だから死んだ人がこの世に帰ってこれるのも、女神様のおかげなんだ!」
死んだ人が、この世に帰ってくる?
はは、そんな馬鹿な。
「本当だよ! ちゃんと信仰してれば女神様は色んなご加護をくれるの。あれ、でも街だったらかえってきた 人珍しくないんじゃないっけ」
「あ、えーっと僕は出歩かない人だったから」
「そっかぁ。なら仕方ないね。それじゃ先生、今日もよろしくお願いします」
ぺこりとスズシロさんが頭を下げる。やる気なのは良いことだと僕はスズシロさんと一緒に教会へ入った。
教会の中は涼しかった。魔導も全然発展していない時代なのに、冷房でもあるのだろうか。
それともこれが女神様のご加護ってやつなのかな。
見渡してみると礼拝用の椅子と、大きな女神像。その下で司祭のような恰好をした男の人が祈りをささげていた。
「貴方が、先生ですかな」
男性が振り返らずに僕に聞く。
「えぇ、半年前から村で子供たちに勉強を教えています」
「それはそれは結構なこと。今はお祈りの時間ですのでお構いできませんが、どうかスズシロをお願いいたします」
「はい。あ、それとお構いなく。ただ僕は教職者としてするべきことをしているだけですので」
「くーっ、先生かっこいいねっ」
「はいはい、茶化さない。それじゃ勉強を始めるけど、どこでしようか」
「こっちに机があるからそっちでしよ。それと、じゃーん!」
スズシロさんが何か見せびらかしてきた。ノートと鉛筆。それがどうかしたのだろうか。
「買ってもらったの。いいでしょ
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