男「僕の生徒は亜人だらけ」ミレイア「ろっ、六回目だからって嬉しくないんだからっ」
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亜人好き
◆HQmKQahCZs
[saga]
2020/08/04(火) 21:35:59.89 ID:oU+ig+it0
一か月がたった。
僕は毎日授業を終えると村の外れまで行く。そこに彼女がいるからだ。
「こんにちは、先生」
「こんにちは」
彼女の名前はロウェナではなかった。スズシロという名前だった。
でも彼女を知るごとに僕は彼女がロウェナさんであることを確信していった。
「だから、こことここが合体して、こうなるんだ」
「なるほど、よくわからん」
地面を黒板にして彼女に授業を行う。初めは外見よりもずっと知識が乏しかったが、吸収力はすさまじく、はじめのころと比べてどこか知性を感じさせる立ち振る舞いになっていた。
「はい、それじゃあ今日の授業はここでおしまい」
「ありがとうございました。先生。起立! 礼! 着席!!」
「一人なんだからそんなことしなくても」
「でも、学校だったらこうやってるんでしょ。だったら私もやりたいな」
「君も学校に行けたら、いいのにね」
「おと、神父さんが許してくれないから。あっ、でもね、先生に是非教会に来てほしいって、言ってた」
「本当に? だったら教会でスズシロさんに授業させてもらえないかな」
「暑いもんね。はぁ、溶けちゃいそう。溶けると言えば」
「駄目、砂糖氷は高いんだから」
「お礼は体で払うよ?」
「その言葉の意味知ってる?」
「しらん!」
「はいはい。それじゃあ明日は教会に行ってもいいのかな」
「じゃあここで待ち合わせしよ」
「うん。それじゃあまた明日」
「また明日ね。先生」
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