男「僕の生徒は亜人だらけ」ミレイア「ろっ、六回目だからって嬉しくないんだからっ」
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亜人好き
◆HQmKQahCZs
[saga]
2020/07/07(火) 20:34:51.56 ID:aF9ecF0i0
男(結果から言うと惨敗だった)I
男(当然だ。いくらセラスさんの歌が上手だとして、アイホワイトちゃんが愛らしかったとして)
男(ルーティさんの歌声は全ての男をひれ伏させる)
男(幽霊である僕ですら魂を引っ張られるような感じがするというのに、耐えきれるわけがない)
アイ「ひっ、ひっく、ひっく」
男「アイホワイトさん………」
アイ「ねぇ先生。なんで、なんでなの。私はただ、皆と一緒に楽しく、持ち上がりたかっただけ」
アイ「なのに、あんなステージって、ないよぉ」
男(後半はもうひどいものだった。アイホワイトさん達に向けられるのは歓声ではなく罵声、怒号)
男(ルーティさん達に害成すものとして向けられた敵意が二人の心を砕くのは容易いことだった)
セラス「………」グシャッ
男(セラスさんが握りつぶした退部届には今後一切学内で活動を行うことができないという文字があった。つまり彼女たちの未来はここで途絶える)
男(なんでこんなことになったんだろう)
ルー「くすくす。お疲れ様。本当に良いステージになりましたわぁ」
セラス「! あなたっ」バッ
リーゼ「おっと」ガシッ
アイ「ひっく、ひどいよぉ。ルーティちゃんは、私たちをだましたんだね」
ルー「騙すもなにも、私はこの学園からアイドルや歌手をすべて一掃する気でしたし、ステージの上で決着をつけただけでもチャンスをあげたつもりよ?」
男「ルーティさん」
ルー「あぁ、先生。ご機嫌麗しゅう」
男「君は、アイホワイトさんとセラスさんを傷つけて」
ルー「………先生。これは彼女たちに対する当然の報いよ」
アイ「報いって、私達なにかした? ただ歌って、楽しんで」
ルー「人の夢を打ち砕いた」
ルー「スポットライトの光を浴びれるのはほんの一握り。『三歌人』の輝きの影にはそうなれなかった者の無念が濃く色を落としている」
ルー「勝者がいるから敗者がいる。そんな当然のことを分かろうともせず、ただ『楽しい』だなんて無責任な言葉を吐く貴方に罰が下るのは当然じゃなくて?」
ルー「貴方のその『楽しい』という気持ちにどれだけの者が打ち砕かれ、涙したか」
アイ「あ、あ、あ、え、でも、私、そんな、そんなつもりじゃ」
ルー「無知は罪でないと。あぁ、あなたに夢を奪われた人たちはなんて可哀そう。涙がでてきそうだわ」
ルー「でもこれで、あなたたちは『普通』の学生ね」
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