男「僕の生徒は亜人だらけ」ミレイア「ろっ、六回目だからって嬉しくないんだからっ」
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亜人好き
◆HQmKQahCZs
[saga]
2020/07/06(月) 21:26:05.28 ID:h/jXT9MS0
ヒヅキ「………私が東の国へ行ったとき、そこでお前の声を聞いた」
ヒヅキ「…すべてを捨て、力を求めたというのに、私は、捨てきれなかった」
ヒヅキ「私の弱さがお前を見せたんだ」
男「あ、それ僕だよ」
ヒヅキ「………どういうことだ」
男「君を探して霊山まで行ったんだ。あの日、騒ぎを起こしたのは僕なんだよ」
ヒヅキ「………」
ヒヅキ「来てた、のか…いや、まて………なぜだ」
男「大切な教え子がいなくなったら探しに行くのは当然でしょ」
ヒヅキ「………まさかお前がそこまでするとは」
男「僕もヒヅキさんがまさかそこまでするとは思ってなかった。東の国まで行って何をするつもりだったの?」
ヒヅキ「白鞘童子を呼び出してもらっていた。私を育てた鬼だ」
男「そういえば交霊できるとか言ってたな………。その人と修行を?」
ヒヅキ「……あぁ。リンネを倒すために、でもリンネはもういない」
ヒヅキ「私は…なんのために」
男「…僕としては君に何かある方が嫌だよ。無事でいてくれてよかった」
ヒヅキ「私はお前が傷つくことが嫌だったんだ。どんどん傷ついていくお前をみて」
ヒヅキ「自分の弱さが嫌になった」
ヒヅキ「私はお前が好きだ」
男「うん、知ってるよ」
ヒヅキ「だが、もうお前を好きでいる資格がない。どこまで行っても私は弱いんだからな」
男「そんなことはないよ。人を好きになるのに資格なんていらない」
ヒヅキ「……強くない鬼にはなにも許されはしない。生きることすらな」
ヒヅキ「鬼とは強くて至上。弱ければ生きる価値無し。そういうものだ」
男「………じゃあ、僕が君に、僕のことを好きでいてくれって言ったら?」
ヒヅキ「…困る」
男「ごめん。教師らしくないこと言った。でも、僕はヒヅキさんにもっと幸せに生きてほしいと思ってる」
男「鬼じゃなくて、ヒヅキさんとして生きてほしい。美味しいもの食べて、楽しいことをして」
男「まっすぐに恋をして、当り前に幸せになってほしい」
ヒヅキ「………難しいことを言うな。私の恋路を邪魔するものは多いいからな」
ヒヅキ「でも、負けるつもりはない。これは鬼ではなく私としての意地だ」
男「頑張れヒヅキさん」
ヒヅキ「そういうからには協力してくれるのだろうな」
男「え、協力って?」
ヒヅキ「………好きなお前を守るために一層の修行をしなければならない。付き合ってくれるな」
男「結局、前のヒヅキさんとやることは変わんないんだね」
ヒヅキ「強くなければ愛する資格はないからな。これは鬼ではなく、私の思いだ」
ヒヅキの好感度【80】
ヒヅキの運動【601】
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