男「僕の生徒は亜人だらけ」ミレイア「ろっ、六回目だからって嬉しくないんだからっ」
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亜人好き
◆HQmKQahCZs
[saga]
2020/05/15(金) 20:43:19.96 ID:Szqf4dx90
〜34週 金曜日〜
シライシ「うひうぃ。寒いなぁ」
シライシ君のおかげで浮いたお金でシライシ君の防寒具を買った。それでも寒いらしく手袋をはめた両手をこすり合わせている。
男「あとどれくらいかな」
シライシ「夕方には麓につくと思うで。夜は流石入山はやめといたほうがええけどな」
男「そうか。やっと」
「やいっ!」
男「!?」
いきなり目の前に三人の子供が現れた。その手に握られているのは鉄の棒。
「か、金を出せ! 金をだせヴぁっ」」パァンッ
パン
パンッ
シライシ「ふぅ。無事かいなセンセ」
………三つの死体が並んでいた。さっきまで喋っていたのにもう何も言わない。
男「撃ったの」
シライシ「大丈夫、第二種や。ほれ見てみ」
シライシ君が子供の頭を蹴って横に向ける。そこには第二種の印である焼き印があった。
第二種だとこうも躊躇なく命を奪えるのか。
確かにこの子たちは強盗をしようとしていたけど、きっとそれは生きるためで。
シライシ「センセは優しいんやなぁ」
しかしその言葉はどこか呆れたもののように聞こえた。
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