斧乃木余接「実はいま、僕はパンツを穿いてない」
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23:名無しNIPPER[sage saga]
2020/01/21(火) 01:25:51.25 ID:igAIR0zkO
後日談というか、今回のオチ。
「う、……ん?」
「おお! 主人様よ! 気がついたか!」
「忍……? あれ? 僕、寝てたのか……?」
気づくと僕は仰向けで床に寝ており、忍に膝枕されていた。辺りを見回すも誰もいない。
「影縫さんと斧乃木ちゃんは?」
「元締めに任務終了を報告しに行ったわい」
「そうか……僕は罪を償い終えたのか」
怪異絡みの事件の元締めは臥煙さんである。
やり過ぎたことに対しペナルティが2人に与えられることを願ってやまない僕に、忍は珍しくおずおずした口調で、こんなことを尋ねてきた。
「お前様よ、尻穴の具合はどうじゃ?」
「ん? そういや別になんともないな」
あれだけ完璧に破壊され尽くしたというのに僕の肛門は現在であり、不思議に思っていると。
「儂が舐めておいたから完全に治癒しておる」
得意げに胸を張る優しい忍に、心底感謝した。
「ありがとう、忍。助かったよ」
「気にせんでよい。よい余興じゃった」
かかっと嗤い上機嫌な忍は不意に上目遣いで。
「じゃから、また遊ぼ?」
何で遊ぶかなど、わざわざ聞かずともわかる。
「今度は僕がお前の尻子玉を食っていいか?」
「主人様に800年生きる覚悟があるのならな」
物語のケツ末はそんな余生もありだと思った。
【尻物語】
FIN
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