斧乃木余接「実はいま、僕はパンツを穿いてない」
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2:名無しNIPPER[sage saga]
2020/01/21(火) 00:40:14.96 ID:igAIR0zkO
「やれやれ。鬼のお兄ちゃんは困った人だね」
深々と溜息を吐いた斧乃木ちゃんは、おもむろに僕のベッドの端に腰掛けて、カラフルなタイツに包まれた存外肉付きの良い脚を組んだ。
「ひとまず、僕のタイツを脱がせて貰おうか」
「喜んで」
すぐさま跪いて、斧乃木ちゃんのタイツを脱がしにかかると、思いきり顔面を蹴飛ばされた。
「ぐあっ!? な、何をするんだ斧乃木ちゃん」
「いま、パンツ見たでしょ」
えっち、なんて台詞を無表情にほざく童女。
「おいおい、みくびられたもんだな。僕が童女のパンツを覗こうとするわけがないだろう?」
「実はいま、僕はパンツを穿いてない」
「それを早く言えよ! どうして黙ってた!?」
やはり無表情で衝撃的な告白を口にした斧乃木ちゃんを叱りつつ、なるべく自然な所作で彼女のスカートの端を摘んでめくろうとすると。
「そういうことするから言いたくなかったの」
「ぎぃあっ!? ぼ、僕の指があらぬ方向に!」
指先をへし折られて悶える僕を見兼ねて。
「やれやれ。何をやっとるんじゃお前様は」
影の中から忽然と、忍野忍が出現した。
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