5: ◆OtiAGlay2E[sage]
2020/01/18(土) 08:49:16.06 ID:zfpFgTpfO
そう、自分は一人この地にいる。そしてこの降り続ける雪が唯一故郷とのつながりを思い出させてくれる。
降り続ける雪を窓越しにぼんやりと眺めながら、白石紬は感傷に浸っていた。
そう思うとこの部屋がかなり広く感じる。こちらに来てそれなりの時間が経ち、やっと住み慣れてきた六畳一間だが、今の紬には心にぽっかりと空いた穴のように広く感じた。
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