80:上条さんの貞操と進級の為にも頑張らねば......!![saga]
2020/02/11(火) 17:29:58.78 ID:ms4yXhoa0
?!
何故キュゥべえが宇宙から来た生命体だと知っている......?
前述の通り魔女について知っているということはキュゥべえについて知っていると予想してはいた。そしてその予想は見事に当たり彼女は“キュゥべえ”という名を聞いても驚きはしなかったし、先程の言葉からキュゥべえの名が出てきた為彼女はキュゥべえについて知っているのだろう。
だが特筆すべき点はそこではない。
あの銀の少女は小動物型思考“地球外”生命体と呼んだ。そう、確かに“地球外”という言葉を使ったのだ。魔法少女でさえ知らないキュゥべえの秘密を魔法少女でない彼女が知っている。
「あなたどうしてキュゥべえのことを......?」
「それは秘密だ。さっきの私の申し出を受け入れてくれれば教えてやってもいいのだがね」
......やはり彼女は注意すべき存在なのかもしれない。
「......いいえやっぱり断るわ。それからキュゥべえに何か勧誘されても絶対に乗ってはダメ。これだけは覚えていてちょうだい」
銀の少女の存在に警戒しつつも忠告を飛ばすほむら。あの娘を脅かすものの可能性は少しでも摘まなければ。そろそろ時間も押してきた。こうしている内にキュゥべえがあの娘に近づいていないとも言えない。早くあの吐瀉物擬きを始末しなければ、あの娘と接触するその前に。
一方の銀の少女はこちらの言いたいことが分かっていたのかいないのか、それは分からないが忠告は聞き入れてくれたらしく、
「分かった。忠告は受け入れるよ。ただこちらの申し出も考えていてくれないかね」
「ええ分かったわ。考えておきましょう」
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