54:創約が始まるぞおおおおおおおおおおおおおッッッ!!!!!![sage saga]
2020/02/04(火) 19:55:51.98 ID:OU1LO34/0
まだ明るいというのに路地裏へ進めぶ進む程闇の気配が濃くなってくる。粘ついた空気がアレイスターに絡みつくがアレイスターは気にもとめない。むしろスキップでもするのかという程気軽な様子だった。
確か彼女達の会話から推測するに魔女は結界を張りその奥に隠れ潜んでいるとのことらしい。結界を張るのはいいのだがその結果への入り方にた少々の不安がある。虚数を十進法に変え隠世を破ったアレイスターでもそもそもの原理が違えば侵入するのが面倒なのだが......。まあ、向こうがこちらを受け入れてくれることを願うしかないか。
と考えている内に変化が訪れた。
「向こうから仕掛けてくるとは、幸先の良いスタートだな」
どうやら魔女の結果の中へ入れたらしい。さっきの小綺麗な路地裏から打って変わって辺りは見ているだけで目と頭が痛くなる程の極彩色に彩られたやたらメルヘンチックな風景へと姿を変えていた。
「ほう、これはこれは。ただの結界ではなく、結界の中に独自の世界を持っているのか。」
アレイスターはノリノリな調子でまそう呟いた。自分が変人だからか辺りがどれだけの極彩色に彩られていようがアレイスターは全く意に介さず先へ進んでいく。
「しかしまあ、ここまで目と頭が痛くなる程悪趣味な結界を張るとは、魔女とは皆こうなのk
瞬間、ドッッ!!と、深い闇のように真っ黒なドレスやスーツを着た顔の崩れた人形達がアレイスターへと襲いかかってきた。
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