高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「手を握りながらのカフェで」
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名無しNIPPER
[sage saga]
2020/01/13(月) 19:15:03.84 ID:Qp0WwayH0
藍子「そういえば、あの時のことをPさんにご報告したら、Pさんが誰か他の人に、サンタさんの加蓮ちゃんのことをお話したみたいで」
加蓮「また余計なことをっ。それで?」
藍子「それから数日して、何人かにずるいって言われてしまいました」
以下略
AAS
20
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/01/13(月) 19:15:34.03 ID:Qp0WwayH0
藍子「これ以外なら……。これとか?」
加蓮「傘に乗った雪の写真――」
藍子「これなら、出かける時に傘を忘れることもなくなるかもしれません」
以下略
AAS
21
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/01/13(月) 19:16:03.97 ID:Qp0WwayH0
加蓮「さっきの藍子の話……ほら、私と藍子で見てる世界が違うっていうヤツ」
加蓮「私はそうは思わない――そうだとなんだか寂しいから同じであってほしいな、なんて思……と、とにかくっ」
加蓮「見てる世界が違うなら、価値観も違って、生き方も違うよね」
以下略
AAS
22
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/01/13(月) 19:16:34.42 ID:Qp0WwayH0
藍子「……なかなか見つけられないものでも、時間をいっぱいかければ見つかるかもしれません」
加蓮「そうそうっ」
藍子「確かに私たちは違った生き方をしています。でも時には、歩いていく道が交わっている、そんな場所を探してみるのもいいと思います」
以下略
AAS
23
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/01/13(月) 19:17:04.44 ID:Qp0WwayH0
加蓮「えーと……藍子ちゃん?」
藍子「はい。藍子ですっ」
加蓮「いやごめん……。なんかごめん……」
以下略
AAS
24
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/01/13(月) 19:17:34.59 ID:Qp0WwayH0
藍子「……」
加蓮「……」
藍子「……」
以下略
AAS
25
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/01/13(月) 19:19:04.18 ID:Qp0WwayH0
藍子「駄目です。あっ、そうだ。……ごほんっ♪」
藍子「北条さん。今のシーン、もう1回お願いします」キリッ
藍子「……やっぱり、加蓮ちゃんって呼びたいな」
以下略
AAS
26
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/01/13(月) 19:19:34.70 ID:Qp0WwayH0
加蓮「あー……。ん、分かった」
加蓮「私こそ、藍子を傷つけたり怒らせたりすることもあるかもしれないけど……。でも、やっぱり藍子と同じ時間を過ごしたいから。今年も一緒にいてくれたら嬉しいな」
藍子「……加蓮ちゃん」
以下略
AAS
27
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/01/13(月) 19:20:04.66 ID:Qp0WwayH0
加蓮「私にリテイク要求するなら藍子にも! ほら、藍子ももう1回言いなさいよ」
藍子「もう1回?」
加蓮「写真を探しに来ますか、ってお誘いセリフ。ほらほらっ」
以下略
AAS
28
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/01/13(月) 19:21:04.01 ID:Qp0WwayH0
加蓮「そうと決まればお母さんに連絡しとかないと。どうせ誰かさんに暖かい部屋に閉じ込められて、今日は帰れないだろうし?」
藍子「閉じ込めちゃいますよ〜。私も、お母さんに連絡しますね。晩ごはん、加蓮ちゃんの分も、って♪」
藍子「……今日は加蓮ちゃんと一緒にご飯を作るってことにしちゃおうかな?」
以下略
AAS
29
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2020/01/13(月) 19:21:35.28 ID:Qp0WwayH0
加蓮「……無意識だった、てか忘れてた」
藍子「私は、さっき加蓮ちゃんに写真を見せた時に思い出しましたっ」
加蓮「そういえば……。じゃあその時そのまま離せばいいのに。さすがにもう冷たくないよ? 逆にちょっと汗かいてくるくらい」
以下略
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