高森藍子「加蓮ちゃんと」北条加蓮「手を握りながらのカフェで」
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21:名無しNIPPER[sage saga]
2020/01/13(月) 19:16:03.97 ID:Qp0WwayH0
加蓮「さっきの藍子の話……ほら、私と藍子で見てる世界が違うっていうヤツ」

加蓮「私はそうは思わない――そうだとなんだか寂しいから同じであってほしいな、なんて思……と、とにかくっ」

加蓮「見てる世界が違うなら、価値観も違って、生き方も違うよね」

藍子「……そうですね。でも……私が言い出したことですけれど、違う違う、なんて言われてしまうと、少しさみしくなっちゃいます」

加蓮「じゃあ、ときどき違うくらいで」

藍子「それくらいにしましょうっ」

加蓮「私達の世界はときどき違って見えるよね。藍子の気に入った風景でも、私にはピンと来ないかもしれない」

加蓮「藍子の好きな写真でも、私には濁って見えるかもしれない」

藍子「加蓮ちゃん……」

加蓮「だからね、私も藍子も好きになれる風景も、写真も、なかなか見つからないと思うの」

加蓮「……あとは分かるでしょ? こういうのは、藍子の口から聞きたいな」

藍子「……」

加蓮「ねっ?」

藍子「…………」


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