【向井拓海についてどう思いますか?】
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5: ◆A4u5oWtzb2[saga]
2020/01/10(金) 09:13:57.94 ID:/F5s96SxO
【いえ、別に……では、彼女はリーダーとして相応しいですか?】

亜季「…………もちろんであります」

【理由は?】
以下略 AAS



6: ◆A4u5oWtzb2[saga]
2020/01/10(金) 09:22:54.42 ID:/F5s96SxO
【なんでしょう】

亜季「判断力と実行力、この2つです。判断力に関しては経験も必要ですし、人間ですから常に正解を選ぶことは出来ません。その点彼女はまだ18歳ですから、まだまだ未熟と言えるでしょう。
しかし実行力、これだけは我々炎陣の中でも頭ひとつ抜けていると思います!」


7: ◆A4u5oWtzb2[saga]
2020/01/10(金) 09:23:55.44 ID:/F5s96SxO
【何か具体的なエピソードが?】

亜季「具体的にこうというお話があるわけでは無いのですが……我々はいつも拓海の背中を見ています。
先程言った通り彼女はまだ18歳。悩んだり間違えたりする事だってしょっちゅうなんですが、それでも、あの子……失礼。拓海は、下を向いたりしないんです。
いつも愚直に前を向いて、転んで、立って、ぶつかって。
以下略 AAS



8: ◆A4u5oWtzb2[saga]
2020/01/10(金) 09:30:58.29 ID:/F5s96SxO
でも、そんな後ろ姿を押したくなるんです。

頑張れ、頑張れって。

そうしているうちに、いつの間にかみんな団結してるんです。
以下略 AAS



9: ◆A4u5oWtzb2[saga]
2020/01/10(金) 09:31:49.41 ID:/F5s96SxO
?【向井拓海についてどう思いますか】

涼「えっ?どういう意味だ、それ」

【そのままの意味です】
以下略 AAS



10: ◆A4u5oWtzb2[saga]
2020/01/10(金) 09:43:10.47 ID:/F5s96SxO
【あの……】

涼「質問の意図が見えないな。何を言わせたいんだ?」

【いえ、特に意図は……】
以下略 AAS



11: ◆A4u5oWtzb2[saga]
2020/01/10(金) 09:44:38.08 ID:/F5s96SxO
【何故でしょう?】

涼「何故、か……こないだ、ひっどい現場があってさ、ディレクターはやらしい目つきで見て来るし、他のスタッフも未熟だし、おまけにアタシらまでミスしまくった。そのうち現場がギスギスしちまって、どうにもなんないから一旦休憩に入ったんだよ。
いつもは騒がしいうちの連中もみんな無言で、ただ黙って椅子に座ってた。
アタシもイライラしちゃってさ、ぶーたれた顔でため息なんてついてた。
以下略 AAS



12: ◆A4u5oWtzb2[saga]
2020/01/10(金) 09:45:43.05 ID:/F5s96SxO
頭下げに行ってたんだよ。
誰も近づこうとしなかったスケベなディレクターから、末端のスタッフまで。

なんて言うのかな……カッコいいなって、素直に思ったさ。
族でもリーダーやって、アイドルになって、沢山のファンから愛されて、天狗になってもおかしくないはずのに、頭として、通すべき筋を通すためなら恥だって厭わない。
以下略 AAS



13: ◆A4u5oWtzb2[saga]
2020/01/10(金) 09:46:44.21 ID:/F5s96SxO
【ありがとうございます。】

涼「どういたしまして。これ、拓海にも見せるのか?」

【来月地上波で特番ですね】
以下略 AAS



14: ◆A4u5oWtzb2[saga]
2020/01/10(金) 09:50:38.46 ID:/F5s96SxO
?【向井拓海についてどう思いますか】

夏樹「え?なんだい、藪から棒に」

【まあお気になさらず】
以下略 AAS



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