4:名無しNIPPER[sage]
2020/01/09(木) 19:26:34.59 ID:LChdjjqo0
咲耶「ずいぶんな熱視線だね。そんなに見つめられると照れてしまうよ」
霧子「……咲耶さん……疲れてる顔をしてる……」
咲耶「!」
霧子「お茶、淹れて来てもいい……? リラックス効果のある紅茶……」
咲耶「はは……参ったな。大丈夫だよ、心配してくれてありがとう」
霧子「でも……」
咲耶「これでも休める時はちゃんと休んでいるんだ。紅茶も飲んだばかりだし」
霧子「……」
咲耶「……そうだな。紅茶じゃなくて、『癒し屋さん』に何かしてもらおうかな」
霧子「……!」
咲耶「うん、そうしよう。次のお仕事までまだ時間はあるし。お願いしてもいいかい?」
霧子「はい……喜んで……! これがメニューです……」
咲耶「ありがとう。なるほど、恋鐘の考えそうな可愛らしいメニューだ」フフ
咲耶「この『霧子の○○』というのは……」
霧子「お客さんが指定した呼び方で、お客さんを呼ぶの……」
咲耶「つまり、私が『お姉ちゃん』と呼んでほしいと言ったら、霧子は私のことをお姉ちゃんと呼ぶと」
霧子「うん……」
咲耶「楽しそうなサービスだね。これを注文することにしよう」
咲耶「呼び方は……『さん』ではなく、『ちゃん』と呼んでみてくれないかな」
霧子「え……」
咲耶「ほら、霧子は私を『咲耶さん』と呼ぶだろう?」
霧子「……咲耶ちゃん……?」
咲耶「あ、ああ……そんな感じだよ」
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