七海やちよ「十七夜が恥ずかしがっているところって見たことある?」
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2: ◆LXjZXGUZxjdx[sage saga]
2020/01/04(土) 01:27:14.95 ID:sSOTDDav0

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調整屋



やちよ「お邪魔するわよ」

みふゆ「こんにちは」

みたま「あら、やちよさん、みふゆさん、いらっしゃ〜い。今日は調整かしらぁ?」

やちよ「いいえ、ちょっと十七夜に用事があってね。十七夜はいる?」

みたま「もうちょっとで来ると思うわ。調整じゃないならわたしは奥にいるから、用があったら呼んでねぇ」

やちよ「分かったわ」


みふゆ「それでやっちゃん。どうやって十七夜さんを恥ずかしがらせるんですか?」

やちよ「誰にでも思い出したくない恥ずかしい過去ってあるでしょ。昔の十七夜の恥ずかしい姿をほじくり出す昔話でもしてあげれば、きっと恥ずかしがるはずよ」

みふゆ「なるほど。黒歴史ってやつですね」


十七夜「むっ。七海と梓か。息災にしてたか?」

やちよ「来たわね十七夜」

十七夜「何か用か?」

やちよ「ねえ十七夜。私たちが初めて会った時の事、覚えてる?」

十七夜「なんだ急に。もちろん覚えているが」

やちよ「昔かなえがテリトリーを荒らしに来たと十七夜が勘違いした時よね。それで十七夜が怒ってかなえを追い回して、いつの間にか私たちのテリトリーまでに入ってきた」

十七夜「ああ、そうだな。その時は悪かったな」

やちよ「十七夜ったらかなえの話もろくに聞かないで問答無用で襲い掛かるんだもの。あの時の十七夜の気迫、正直言って私も怖かったわ。本当にあの頃の十七夜はナイフみたいに尖っていたわ」

やちよ「それが今はメイドさんをやっていてご主人様たちに愛想を振り撒いているなんてね。人間ってこんなに変わるものなのね。ふふっ、なんだか可笑しいわ」

やちよ(どうよ十七夜っ! 昔やんちゃしていたことを話されたら誰だって恥ずかしがるはずっ! さあ恥ずかしがりなさい十七夜っ!)


十七夜「自分ではそう変わったという感覚はあまりないのだが、七海がそう言うのならそうなんだろう。それだけ自分が人として成長していると思うと嬉しく思う。気付かせてくれて感謝するぞ七海」

やちよ「えっ、あ、え、ええ・・・・・」

みふゆ(ちょっとやっちゃん! 今ので終わりですかっ? 準備不足が過ぎやしませんかっ?)





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