高山紗代子「敗者復活のうた」
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69: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2019/12/29(日) 10:24:36.39 ID:ck9R+qDf0

 その後も、レッスンに対する指導以外でも、尋ねればどんな質問にもプロデューサーは紗代子に返信をくれた。
 最初は堅く、返信も紋切り型の文章だったが、次第に穏やかで親しみを感じる文章へとなっていった。

紗代子「リズム感ですけれど、どうすれば鍛えることができるんでしょうか……と」
以下略 AAS



70: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2019/12/29(日) 10:25:03.92 ID:ck9R+qDf0

 その後も、レッスンに対する指導以外でも、尋ねればどんな質問にもプロデューサーは紗代子に返信をくれた。
 最初は堅く、返信も紋切り型の文章だったが、次第に穏やかで親しみを感じる文章へとなっていった。

紗代子「リズム感ですけれど、どうすれば鍛えることができるんでしょうか……と」
以下略 AAS



71: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2019/12/29(日) 10:26:02.49 ID:ck9R+qDf0

のり子「それで、バスケットボールを持ってきたわけ?」

紗代子「はい。音楽に合わせて自分でも歌いながらドリブルしてみるといいって……ボールは学校で借りたんですけど、問題は場所で……」

以下略 AAS



72: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2019/12/29(日) 10:26:36.25 ID:ck9R+qDf0

瑞希「なるほど……これは広いですし、少々ボールが転がったりしても問題はありませんね」

のり子「美咲さんに言って、ここの一角はアタシたちだけにしてもらったから、安心して使えるよ!」

以下略 AAS



73: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2019/12/29(日) 10:27:14.02 ID:ck9R+qDf0
エミリー「はい。重金属音楽の燃えるような拍子や歌声と、美しい日本の情景が織りなす和音の調べが素晴らしいと思いまして」

紗代子「うん。じゃあミュージックスタート」

『あんたー↑↓↑↑↓がた〜どこ↓↑↑さ→あ!』
以下略 AAS



74: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2019/12/29(日) 10:27:40.63 ID:ck9R+qDf0
紗代子「えっと……お、音楽に合わない……もっと早く……あ、今度は早過ぎ!?」

エミリー「あんたがった〜〜〜肥後さ♪」

昴「お、エミリーなかなかやるな。オレも……肥後さ!」


75: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2019/12/29(日) 10:28:09.15 ID:ck9R+qDf0

琴葉「え!? 紗代子まだやってるの? だってあれから……」

瑞希「はい。6時間は少々オーバーワークですね。私が、止めに行きます」

以下略 AAS



76: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2019/12/29(日) 10:28:57.52 ID:ck9R+qDf0

紗代子「あんたー」

 ↑バン↓バン↑バン↑バン↓バン

以下略 AAS



77: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2019/12/29(日) 10:30:04.46 ID:ck9R+qDf0
瑞希「すごいです……時間はかかりましたが、ついにやりましたね」

紗代子「うん! 絶対に私にも出来るって信じてたから。弱い自分を出したくなかったから……時間?」

琴葉「紗代子、6時間も休まずやってたのよ? 大丈夫?」
以下略 AAS



78: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2019/12/29(日) 10:30:37.45 ID:ck9R+qDf0

瑞希「……先程」

紗代子「え?」

以下略 AAS



79: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2019/12/29(日) 12:42:18.30 ID:ZRhpxi3E0

 紗代子が765プロのアイドル候補生になって半月が過ぎた。
 ついに、765プロ設立当初から所属するアイドル達がツアーから帰ってきた。

三浦あずさ「まあ〜。本当に素敵な劇場が完成したのね〜」
以下略 AAS



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