252: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2019/12/29(日) 16:41:11.02 ID:ZRhpxi3E0
心配そうに紗代子を見ながら、それでも瑞希は聞く。
瑞希「当初は、ということは。その後が……あるのですか?」
Shah「ええ……しばらくすると、文章は妙に紳士的なものになったわ。でもそこから先は、一切がラングレーが証拠として管理をしだしたから、私はよく知らないの」
紗代子「……」
瑞希「では、現在は?」
Shah「コーエンは、もう心配ないって言ってたわね。両者の間で、合意があったみたい。ただ……脅迫がなくなった代わりに、たわごとを言うようになった、とも」
瑞希「高山さん、もう……やめておきましょうか?」
紗代子「……聞きたい。話して、さーちゃん」
Shah「よーちゃん、本当にいいの? ようやく再会できたのに、こんな話をしちゃって……」
紗代子「大丈夫。私は……私たちの友情と夢は変わらないよ。でも、私はやっぱり本当のことを全部知っておきたい」
Shah「……わかった。あの人は……ごめんねよーちゃん、これはあの人の言ってたことだからね。私が思ってることじゃなくて……」
紗代子「……うん」
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