156: ◆VHvaOH2b6w[saga]
2019/12/29(日) 14:34:39.84 ID:ZRhpxi3E0
紗代子「意外とあっという間でしたね。男体山の頂上って」
北上麗花「うーん。今日は初心者の紗代子ちゃんと登るんだし、御幸ヶ原の筑波山頂駅までケーブルカーで来たからね」
紗代子「ありがとうございます。急に山に行きたいなんてお願いして、申し訳ありませんでした」
麗花「ううん。それはいいんだよ? 私もピクニック気分だったし。でも、紗代子ちゃんは違うんだよね?」
紗代子「え?」
麗花「山に来た目的。ピクニックじゃないんだよね?」
紗代子「……はい。小学校で登山はしたことがあっても、ちゃんと山に登ったことってなくて」
麗花「それだけ?」
紗代子「あと、山に登れば少し近づけるかなって思って」
麗花「そうなの? そうなんだ〜」
紗代子「あの、麗花さん。もう少し山登りをしたいんですけど、いいですか?」
麗花「うん。じゃあこのまま、さっきの御幸ヶ原へ戻って、そこから今度は女体山に登ろうか」
紗代子「はい。お願いします……え?」
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