91: ◆hhWakiPNok[saga]
2019/12/28(土) 14:39:38.26 ID:G9OiTGlK0
S「70年代や80年代のアイドルより昔の歌、歌ったことはある?」
蓮実「え? す、少しならありますけど」
S「不勉強ね」
92: ◆hhWakiPNok[saga]
2019/12/28(土) 14:40:43.44 ID:G9OiTGlK0
S「どんな娘が、私の大事なプロデューサーさんの、止まった時を動かし始めたのか、ってね」
ウインクしながら、Sは蓮実の手を取った。
S「信じなさい。あなたには、止めた時を動かす力がある。そう、時計は止まることもある。そしてその針は、再び動き出したとしても、もう戻らない。時代は流れ、変わっていくもの……だけどね」
93: ◆hhWakiPNok[saga]
2019/12/28(土) 14:42:11.81 ID:G9OiTGlK0
Sは笑った。そして俺の方に向き直る。
S「今は、ハスラーって呼ばれているんですね」
P「おいおい。お前まで、そう呼ぶ気じゃないだろうな」
94: ◆hhWakiPNok[saga]
2019/12/28(土) 14:42:38.84 ID:G9OiTGlK0
P「Sも、そうなんだな」
照れたように笑うSは、昔と少しも変わっていなかった。
そして蓮実とSは抱き合って、別れた。
帰途、蓮実は俺に言った。
95: ◆hhWakiPNok[saga]
2019/12/28(土) 14:43:24.84 ID:G9OiTGlK0
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
『長富蓮実の日記』
96: ◆hhWakiPNok[saga]
2019/12/28(土) 14:51:36.26 ID:G9OiTGlK0
比奈「え? 特訓っスか?」
奈緒「ディナーショーの特訓……って、なにやるんだ? 蓮実ちゃんは、あくまでお客さんで出演するわけじゃないんだろ?」
蓮実「いえ、テーブルマナーをこの機会に学びたいと……私、ちゃんとしたテーブルマナーってよく知らなくて」
97: ◆hhWakiPNok[saga]
2019/12/28(土) 14:52:19.64 ID:G9OiTGlK0
蓮実「そういう方が、お知り合いにいるんですか?」
比奈「ウチは所属しているアイドル、多いっスからね」
奈緒「探せばきっといるって」
98: ◆hhWakiPNok[saga]
2019/12/28(土) 14:52:49.57 ID:G9OiTGlK0
比奈「日本でも絵本やアニメで人気のバーバパパは、本場フランスの発音だと『バルバパパ』になるって聞いたことあるんスけど」
奈緒「そ、そうなのか!? ど、どうなんですか? 本場の人!」
フレデリカ「オー……イエス、イエス!」
99: ◆hhWakiPNok[saga]
2019/12/28(土) 14:53:30.67 ID:G9OiTGlK0
櫻井桃華「遅くなってしまいまして、申し訳ありません」
五十嵐響子「準備の方、出来ましたよ!」
蓮実「あ、ええと……確か、お2人も同じアイドルの……」
100: ◆hhWakiPNok[saga]
2019/12/28(土) 14:53:56.50 ID:G9OiTGlK0
桃華「ではまず、スプーンですけれど、基本的に並べてあるものを外側から使っていけば間違いありませんわ」
智香「待って待って蓮実ちゃんっ! はーい、頼まれていたもの持って来たよっ☆」
蓮実「これは……随分と大きくて分厚い本ですけど……」
101: ◆hhWakiPNok[saga]
2019/12/28(土) 14:54:42.62 ID:G9OiTGlK0
桃華「こうして頭を動かさないように、お食事を召し上がって下さいまし」
蓮実「え? ええ?? こ、これで食べるんですか? もし、本が落ちたら……」
智香「汚しませんから、って言って借りてきたから、気をつけてねっ!」
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