139: ◆hhWakiPNok[saga]
2019/12/28(土) 15:25:12.10 ID:G9OiTGlK0
その夜、俺は蓮実に電話をした。
こういうことは珍しいことだ。レッスン等で気になったことがあれば、平素ならその場で蓮実と意見交換ができるからだ。
P「なかなかの回答だったな、帰りの車中でのインタビューは」
蓮実「……本心ですよ? 少なくとも私は、そのつもりです」
P「ああ、そうじゃない。それはわかってるんだ。よくそれが言えたな、ということだ」
蓮実「それしか……思いつかなかったんです」
P「……なあ、蓮実。明日だがな」
蓮実「はい?」
P「Sのことは、忘れろ」
蓮実「どうして、ですか?」
P「勝てないからだ」
蓮実「!」
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