4: ◆NEM5C7oQ2I[sage saga]
2019/12/24(火) 23:27:17.01 ID:5lY5b+mo0
目が、ゆるく開いて。
朝を自覚して、途端に覚醒する。
隣に寝ている彼のことなんて気にもとめずに寝室を飛び出して、リビングのツリーの下へ駆け寄る。
お飾りのカラーボックスに紛れて、ひとつ。見たことのないクリスマスカラーの包装紙に包まれた何かが置かれていた。勢いよく振り返って、ダイニングテーブルの上を見れば、置いてあったクッキーは無く、マグカップを覗き込めば、ホットミルクも空。みるみるうちに、胸が暖かくなって、飛び跳ねたくなる。
それを見たPさんが、壁際で笑った。
10Res/3.81 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20