渋谷凛「いつもどおりの普通だって」
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6: ◆TOYOUsnVr.[saga]
2019/12/24(火) 03:28:01.03 ID:FLJvNdsK0

「すごいね。これ」

「うん。頑張った」

「今日、ちゃんとお仕事してた?」

「してたことにしといて欲しいです」

「……まぁ、ちひろさんへの告げ口はナシにしとくよ」

「助かります」

「ていうか、何も手伝えなくてごめん。私も一緒にできたらよかったんだけど」

「いやいや、凛はお仕事だったわけだし……あ」

「?」

「ケーキ、凛の担当にしてたけど、お仕事なら買って来れるわけないよな」

「ん。ああ、それなら安心してよ。ちゃんと昨日の内に買っといたからさ」

「流石だなぁ」

「それじゃあ、始めよっか。クリスマスパーティ」

机の方へと近づけば、プロデューサーがつつつと寄ってきて、私の後ろを取る。

そうして、椅子をすっと引いてチェアサービスのまねごとをしてきた。

当然、本職のそれとは違って雑で、やや膝裏に強めに当たる椅子の圧力を感じないではなかったけれど、ここまで準備してくれたのだ。

及第点はあげてもいいだろう。



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