65:名無しNIPPER[saga]
2019/12/25(水) 15:37:46.04 ID:4keSQUuyO
勇者「だ、だけど……! 話せばきっと!」
魔王♀「いいえ。貴方も本当はわかっているはずです。魔法使いは拒絶します」
勇者「うっ……」
魔王♀「覚悟がたりませんね。魔法使い、僧侶、戦士ーー……その後に何人、何万、何百万という人間達から認められなければいけない」
勇者「わかってるよ……」
魔王♀「いいえ、わかってません。甘く考えているでしょう」
勇者「わかっていると言った!!」
魔王♀「ただの駄々っ子には、付き合いきれませんからね。この後の対応はどうしますか? 戦士と僧侶が帰ってくる前に、一旦ここを離れますか?」
勇者「待て……今考えてる」
魔王♀「魔法使いが起きたら誘拐犯か、強姦魔になりますよ」
勇者「うるさいぞ」ガンッ
魔王♀「……っ! ぐっ、そ、それともっ、今っ、私の首を締め上げているっ、その力を……っ! げほっ! 行使、しま、すか……っ」
勇者「いったい、どうやったら黙るんだ。お前は」スッ
魔王♀「ゲホッゲホッ、年の功というやつです。酸いも甘いも噛み分ける年齢ですので」
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