64:名無しNIPPER[saga]
2019/12/25(水) 15:05:31.32 ID:4keSQUuyO
魔王♀「さて、そろそろいいですかね」ポワァ
魔法使い♀「え……? うっ」ドサリ
勇者「お、おい」
魔王♀「安心してください。気絶させただけです。それより、どういうつもりなのです」
勇者「こっちが聞きたい」
魔王♀「同行には同意しましたが、いきなり魔王と紹介させられるとは聞いていません。不用心すぎじゃありませんか?」
勇者「だからってさっきのはないだろ!?」
魔王♀「お詫びにパフパフぐらいならしてあげないこともないですよ」
勇者「そうじゃなくて!」
魔王♀「なんにせよ、魔王と知られるのは時期をみてにしてください。受け入れられるかどうか、わかりません」
勇者「だから、俺がーー!」
魔王♀「貴方の主張と説明で納得できると思いますか? 私を納得させたと思ってるなら考えを改めなさい。私は、相当甘くなってあげているのです」
勇者「納得できないなら力でやってやるよ!!」
魔王♀「それは頼もしい。では、どうぞ」
勇者「……は?」
魔王♀「実力行使を辞さないのでしょう? 魔法使いで試して見せてください、今、起こしますので」
勇者「いや、待て! 心の準備が!」
魔王♀「時は待ってはくれません。グズグズしていると戦士と僧侶が帰ってきますよ。この状況を、どう説明するのです」
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