70:名無しNIPPER[saga]
2021/08/10(火) 14:20:37.72 ID:9hCF7dup0
そうして、なーちゃんは、元のなーちゃんに戻ることができました。
71:名無しNIPPER[saga]
2021/08/10(火) 14:23:48.35 ID:9hCF7dup0
「お父さん。荷物は、この段ボールに詰めればいいの?」
「ああ。引っ越しのトラックは明日来るからな」
72:名無しNIPPER[saga]
2021/08/10(火) 14:25:56.10 ID:9hCF7dup0
なーちゃんが元気になった後、
プロデューサーさんは何事もなかったかのように
なーちゃんを大崎家に送り届けてくれました。
お父さんもお母さんもプロデューサーさんに
73:名無しNIPPER[saga]
2021/08/10(火) 14:31:21.29 ID:9hCF7dup0
「んー。……でも、こんなに荷物少なかったかなあ」
荷物をまとめていたなーちゃんは小首をかしげると、
そのまま部屋と飛び出ていきます。
74:名無しNIPPER[saga]
2021/08/10(火) 14:33:14.42 ID:9hCF7dup0
カーテンが風でなびいて、そのまま甜花は
なーちゃんのベッドに寝ころびました。
なーちゃんの香りを胸いっぱいに感じながら、
75:名無しNIPPER[saga]
2021/08/10(火) 14:42:07.38 ID:9hCF7dup0
そうしていつの間にか、眠りに落ちてしまった甜花は
まどろみの中で夢を見ました。
その夢には、なーちゃんがいて。
76:名無しNIPPER[saga]
2021/08/10(火) 14:57:29.44 ID:9hCF7dup0
「ねえ、甜花ちゃん。今度、引っ越す街はね、
海がすぐそこにみえるところなんだって」
「うん」
77:名無しNIPPER[saga]
2021/08/10(火) 14:58:12.94 ID:9hCF7dup0
「甜花ちゃんのこと、絶対にわすれないから」
なーちゃんは、そういって甜花の小指に触れました。
「だから、甜花ちゃんも甘奈のことずっと忘れないでね」
78:名無しNIPPER[saga]
2021/08/10(火) 15:00:56.90 ID:9hCF7dup0
夢の続きで、どんなことを話したのか、
甜花はすぐに思い出すことはできませんでした。
ただ、とても幸せな夢だったような気がするなと
79:名無しNIPPER[sage]
2021/08/10(火) 15:13:49.87 ID:9hCF7dup0
>>60
なーちゃんの様態についてお医者さん
→なーちゃんの容態についてお医者さん
ですね。。
80:名無しNIPPER[sage]
2021/08/10(火) 21:00:11.68 ID:mQqjsfWDO
乙
安易なハピエンドよかしっくりきます……
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