49:名無しNIPPER[saga]
2021/08/10(火) 00:03:43.22 ID:9hCF7dup0
それから甜花は、千雪さんの家で寝泊りすることになりました。
作戦を考えるにしても、ふたりが一緒のほうがいいと
千雪さんが言ってくれたので、その言葉に甘えることにしました。
50:名無しNIPPER[saga]
2021/08/10(火) 00:05:14.20 ID:9hCF7dup0
「デビ太郎で、なーちゃんをびっくりさせるのは……どう、かな」
「ええと。それはどうやって?」
51:名無しNIPPER[saga]
2021/08/10(火) 00:33:30.36 ID:9hCF7dup0
そんなある日、甜花はテレビでとある特集を目にしました。
それは「催眠療法」とよばれる治療法についてでした。
「催眠療法?」
52:名無しNIPPER[saga]
2021/08/10(火) 00:35:10.26 ID:9hCF7dup0
「わからない……けど、甜花すこし気になって」
ぐっと胸の前で握りこぶしをつくった甜花を見て
千雪さんは「そうね」と頷きました。
53:名無しNIPPER[saga]
2021/08/10(火) 00:44:37.40 ID:9hCF7dup0
週末に入ると、千雪さんと甜花は
プロデューサーさんの家に訪れることにしました。
「プロデューサーさんは、今は甘奈ちゃんと一緒に住んでいるのよね」
54:名無しNIPPER[saga]
2021/08/10(火) 00:48:01.97 ID:9hCF7dup0
「千雪さんが、プロデューサーさんに
最後に会ったのは……いつ、なの?」
道中、甜花はそんなことを千雪さんに聞きました。
55:名無しNIPPER[saga]
2021/08/10(火) 00:55:05.21 ID:9hCF7dup0
「千雪さんは……会いたく、なかった?」
「どうして?」
56:名無しNIPPER[saga]
2021/08/10(火) 12:45:28.90 ID:9hCF7dup0
しばらくして、目的地に着いた甜花たちは、
インターホンを鳴らして、家主を呼び出すことにしました。
すぐに扉から出てきたプロデューサーさんと対面したとき、
57:名無しNIPPER[saga]
2021/08/10(火) 12:47:56.38 ID:9hCF7dup0
それから、プロデューサーさんの家で
千雪さんはこれまでの経緯を話し始めました。
甜花についての話をしたときばかりは、
58:名無しNIPPER[saga]
2021/08/10(火) 12:50:04.47 ID:9hCF7dup0
話を聞けば、プロデューサーさん自身も、
これから街はずれの精神科医のところに
なーちゃんを連れていくと言うのです。
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