4:名無しNIPPER[saga]
2019/12/16(月) 01:37:00.77 ID:w7wIwWN50
「お気に召して頂き光栄です。」
そんな二人に売り場にいた店員らしき人物が声をかけてきた。
思わず声を荒らげてしまい恥ずかしいがこの美味さは堪らない。
一体誰が作ったのかと店員を振り返った時だ。
「伊丹さん、芹沢さん、まさかお二人とこのような場で会うとはなんとも奇遇ですねぇ。」
「えぇぇぇぇぇぇっ!?杉下警部!!??」
「警部殿!アンタ一体何してんですか!?」
「見てわかりませんか。このお店で働いているんですよ。」
そこにいたのはご存知警視庁特命係に所属する杉下右京。
だが二人が驚いているのはそんなことではない。何故右京がスーパーで働いているのか?
これは当然だが公務員は副業を禁止されている。
ましてや警察官が真っ昼間から本来の業務そっちのけで副業していたとなれば、
すぐに監察官の大河内が飛んできて有無も言わさず懲戒免職の処分が下されるだろう。
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