30: ◆HOaFqyPv9c[saga]
2019/12/13(金) 20:27:24.49 ID:Zevzws+A0
船の個室で786回読んだ推理小説が787回になったころ。
さすがに私も退屈になってきてしまいました。
船から外の景色を見て、思いをはせるというのもありきたりな小説にあるありきたりな描写。
たいていは爽やかな気持ちだったり、過去の過ちや後悔から回想に入ったりなのですが
私の場合はいったいどのような描写になるのか、そんな考えがふと頭をよぎりました
なので外に出る支度を整えていたのですが。
―――コンコンコン
ちょうど立ち上がったタイミングで部屋の扉がノックされていました
文堂院「どなた様でしょうか」
文堂院「ルームサービスであればお部屋を間違えておりませんか?」
――――コンコンコン
それでも鳴りやみません。
もしかして船で何かあったのでしょうか
それこそかのタイタニックのように――――
いえ、日本に氷山はございませんし、この船も豪華客船ではございませんでしたね
これが乗り突っ込みというやつでしょうか、コメディ作品はあまり読んだことがないのでわかりませんが
文堂院「どなたですか??」
※ドアを開けると外にいたのは?
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