女「私、あなたのことが好きになってしまいました」
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25: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2019/12/13(金) 21:54:00.14 ID:8bowcbh90
昼食の時間後、教室がいつもと違うザワつきに包まれていた。
男(な、なんだ?)
視線は、僕と女さんへと向けられていた。
男(なるほど)
どうやら、この視線は不動の彼女が動き出したことに起因するようだ。
よく考えてみたら、それはそうだろう。
お手洗いや移動教室以外ではめったに席を立たない彼女が。
教室の外に出て、他人と食事を共にしていたのだから。
驚かないわけがない。
男(これは、困ったな)
ストーブによって少し暑くなった教室で、僕はジトリと汗をかき始めたのだった。
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