女「私、あなたのことが好きになってしまいました」
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12: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2019/12/11(水) 21:11:48.44 ID:IEuf6uP80
男「今から売店でパンでも買おうと思ってたんだけど、女さんはお弁当だよね?」

女「はい。一緒に行ってもいいですか」

男「大丈夫だよ。でも結構混むから大変かも?」
以下略 AAS



13: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2019/12/11(水) 21:16:34.91 ID:IEuf6uP80
売店に近づくにつれて、喧騒は更に大きくなる。

男「今日も激混みだなぁ」

女「……」
以下略 AAS



14: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2019/12/11(水) 21:28:21.35 ID:IEuf6uP80
男「はー、なんとか買えた……」

ボリューム満点のタマゴサンドを死守して、彼女の待つ場所に戻ってきた。

女「どこで食べますか」
以下略 AAS



15: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2019/12/11(水) 21:29:11.84 ID:IEuf6uP80
男「急に誘われてビックリしたよ」

女「そうですか」

男「うん」
以下略 AAS



16: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2019/12/11(水) 21:30:23.39 ID:IEuf6uP80
女「男さんと、今日はご飯を食べようと思っていましたから」

男「どうして?」

女「一緒に食べたいから、では理由にならないでしょうか」
以下略 AAS



17: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2019/12/11(水) 21:32:58.57 ID:IEuf6uP80
女「すごいです」

彼女は珍しく、手をパチパチと叩いてみせた。

女「いつも、あの状況で買っているんですね」
以下略 AAS



18: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2019/12/11(水) 21:34:04.95 ID:IEuf6uP80
女「では、一口だけ。でも、今男さんが食べているもので大丈夫です」

僕が持っているサンドイッチを指さす。

男「えっ。そ、そう?」
以下略 AAS



19: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2019/12/11(水) 21:35:09.69 ID:IEuf6uP80
女「どうかしましたか」

男「あ、いや……」

てっきり、一度手に持って食べると思っていたので、少々驚いていた。
以下略 AAS



20: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2019/12/11(水) 21:35:49.76 ID:IEuf6uP80
女「弁当は作らないのですか」

男「え、僕?」

女「はい」
以下略 AAS



21: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2019/12/11(水) 21:38:14.37 ID:IEuf6uP80
女「はい」

男「ま、毎日?」

女「そうですね」
以下略 AAS



22: ◆qhZgDsXIyvBi[saga]
2019/12/11(水) 21:39:52.63 ID:IEuf6uP80
その後も、他愛のない会話は続いた。

彼女はとにかく表情は変わらないけれど、別に不機嫌というわけではないようだ。

男「ふう」
以下略 AAS



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