31:名無しNIPPER[saga]
2019/12/09(月) 21:38:50.42 ID:wqVA7QGc0
私「……お菓子になってどうするの?」
不良「分からない。お菓子は何も考えないから。でもきっとこの国の景観の一部となって、静かに暮らすんじゃないかな」
32:名無しNIPPER[saga]
2019/12/09(月) 21:39:56.73 ID:wqVA7QGc0
──ホテル──
私(私は日本から持ち込んだPCでスカイプを起動させた)
33:名無しNIPPER[saga]
2019/12/09(月) 21:41:27.68 ID:wqVA7QGc0
──
先生『こんなところか。楽しんでやれてるみたいで何よりだよ』
34:名無しNIPPER[saga]
2019/12/09(月) 21:42:48.45 ID:wqVA7QGc0
私「彼女は髪を染めてますし耳に穴も開けていますが、暴力が他人に向かったことは1度だってありません」
私「痛めつけているのはいつだって自分の身体です」
35:名無しNIPPER[saga]
2019/12/09(月) 21:45:01.73 ID:wqVA7QGc0
──さくさくの街──
ザワザワ
36:名無しNIPPER[saga]
2019/12/09(月) 21:47:04.93 ID:wqVA7QGc0
私「い、いつからいたの」
不良「5分ぐらい前から」
37:名無しNIPPER[saga]
2019/12/09(月) 21:47:46.10 ID:wqVA7QGc0
──
私「ふー、買った買った」
38:名無しNIPPER[saga]
2019/12/09(月) 21:49:07.90 ID:wqVA7QGc0
私(それから2人で街を見て回った。服も追加で買ったし、家族や学校の友人へのお土産もたくさん買った)
私(時間が経つにつれ人もまばらになっていった)
39:名無しNIPPER[saga]
2019/12/09(月) 21:51:00.61 ID:wqVA7QGc0
不良「……私は明日、お菓子になる」
私「……」
40:名無しNIPPER[saga]
2019/12/09(月) 21:52:08.15 ID:wqVA7QGc0
──
私(翌朝、不良はソファーの上でチョコと化していた)
41:名無しNIPPER[saga]
2019/12/09(月) 21:53:13.78 ID:wqVA7QGc0
──
私は、彼女の本当の望みがわかった気がした。
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