ハリー・ポッター「僕の言うことを聞け」ドラ子・マルフォイ「……はい」
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47:名無しNIPPER[sage saga]
2019/12/07(土) 22:56:45.07 ID:kNKMPaOnO
「これで役者は揃った。フィナーレだ!」

あのトロール騒動もクィレルの自作自演。
彼はとある目的の為、教師となっていた。
全ては、崇拝する闇の帝王の復活の為に。

「ポッター、こっちにこい」
「貴様の相手は吾輩だ!!」
「ええい、邪魔をするな! セブルス!」

最後の力を振り絞り、雌鹿が突進を仕掛けるも、実体化したクィレル本人には効果はなく、杖で払い除けるとあえなく霧散してしまった。

「さあ、ポッター! 早くこっちに来い!」
「嫌だと、言ったら……?」
「魔法薬学の教授の席が空くことになるな」

足に負った深手の傷が祟り、既に虫の息となっているスネイプ教授にクィレルは杖を突きつけて、ゆっくりと近づくハリーに命令した。

「その鏡の前に立て」
「……わかりました」

言われた通り、鏡の前に立つと、ハリーの背後に彼とよく似た2人の男女が映し出された。

「何が見える?」
「……僕によく似た、2人の男女です」
「これは傑作だ! それは『みぞの鏡』と言ってな。鏡の前に立った者の望みを映し出す魔法の鏡だ。そこまで両親に会いたいか! ならば、すぐに会わせてやろう。さて本題だ、ポッター。貴様は賢者の石というものを知っているか?」
「いえ、知りません」
「浅学な奴め。まあ、いい。石について詳しく知る必要はない。肝心なのは、賢者の石をその鏡から取り出すことが出来なければ、セブルスと……そして私の背後に回り、隙を伺っているそこの小娘もそあの世行きということだ!!」
「きゃあっ!?」
「ドラ子!?」

ハリーが敵の注意を引きつけている間に背後へと回ったドラ子であったが、そこにはヴォルデモートの顔が浮かんでいて、死角はなかった。
武装解除されて、彼女はセブルスと同じく杖を突きつけられて、人質となってしまった。


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