【シャニマス】摩美々「ナッキンコールにありがとー」
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41
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◆RZFwc/0Dpg
[sage saga]
2019/12/04(水) 22:57:16.27 ID:JiBnuEL3o
軽口を叩き合う最中も、摩美々はこちらを探るような眼をやめなかった。
そしてその表情のままポツリと呟く。
以下略
AAS
42
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◆RZFwc/0Dpg
[sage saga]
2019/12/04(水) 22:57:57.07 ID:JiBnuEL3o
ビクリと肩に力を込めて、摩美々は黙り込んでしまった。そんな彼女に対して続ける。
「別に言いたくないことは、言わなくても良い。言う必要がないと思ったことなら、言わなくても良いさ──摩美々はしっかりしてるから、そこら辺の判断は出来ると思うんだ」
以下略
AAS
43
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◆RZFwc/0Dpg
[sage saga]
2019/12/04(水) 22:58:31.92 ID:JiBnuEL3o
摩美々は自分の髪に触れながら、何度も何かを言いかけるように、口を小さく動かしていた。
「……仕方、ないですねぇ」
以下略
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44
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◆RZFwc/0Dpg
[sage saga]
2019/12/04(水) 22:59:06.84 ID:JiBnuEL3o
「……あの。それで、どこ行こうか」
二人でサボると決めてから少しして、そう問いかけた。
以下略
AAS
45
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◆RZFwc/0Dpg
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2019/12/04(水) 22:59:44.54 ID:JiBnuEL3o
車を止めて二人で入ったのは、駅前のCDショップだった。
店内に置かれた派手なポスター。黄色地に赤い文字のその前を、摩美々は冷めた顔で通り過ぎていく。
以下略
AAS
46
:
◆RZFwc/0Dpg
[sage saga]
2019/12/04(水) 23:00:20.88 ID:JiBnuEL3o
「えっと、その……この前カフェで聞いたー……ナッキンコールのぉ……」
「あぁ、 it is only a paper moon か?」
以下略
AAS
47
:
◆RZFwc/0Dpg
[sage saga]
2019/12/04(水) 23:00:53.30 ID:JiBnuEL3o
「──うん。これなら他に有名な曲もいくつか入ってるな。摩美々も聞き覚えがあるかもしれないぞ」
しばらく二人でウロウロと商品棚を物色した後のこと。
以下略
AAS
48
:
◆RZFwc/0Dpg
[sage saga]
2019/12/04(水) 23:01:27.52 ID:JiBnuEL3o
彼女のそんな返事を、俺は意外に思いながら聞いていた。
摩美々が何か一つの物にそこまで執着を見せるのは、初めてのことだったのだ。
あの歌の何が、彼女の琴線に触れたのだろう。
以下略
AAS
49
:
◆RZFwc/0Dpg
[sage saga]
2019/12/04(水) 23:02:03.01 ID:JiBnuEL3o
「これ、俺が出すよ」
そう言うと摩美々はきょとんとしていた。
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AAS
50
:
◆RZFwc/0Dpg
[sage saga]
2019/12/04(水) 23:02:34.78 ID:JiBnuEL3o
「私ぃ、お店の外で待ってますねー」
以下略
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