【シャニマス】摩美々「ナッキンコールにありがとー」
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32: ◆RZFwc/0Dpg[sage saga]
2019/12/04(水) 22:51:58.35 ID:JiBnuEL3o

「1、2、3、4……。摩美々ちゃん、テンポ遅れてますよ〜」


 はづきさんの声がレッスン室に響く。摩美々はそれに合わせて、真剣な表情で手足を動かしていた。
以下略 AAS



33: ◆RZFwc/0Dpg[sage saga]
2019/12/04(水) 22:52:33.20 ID:JiBnuEL3o

 そんなレッスンにも文句ひとつ言わず、摩美々は黙々と課題をこなしていた。
 彼女の姿を見ながら、俺は呟く。


以下略 AAS



34: ◆RZFwc/0Dpg[sage saga]
2019/12/04(水) 22:53:06.54 ID:JiBnuEL3o

 そう考えていた矢先、摩美々が大きくよろめいた。


「おっととー」
以下略 AAS



35: ◆RZFwc/0Dpg[sage saga]
2019/12/04(水) 22:53:43.44 ID:JiBnuEL3o

 伏し目がちにクールダウンを行う摩美々を視界の端に入れつつ、俺は離れた場所ではづきさんと話をした。


「今日の摩美々、どうでした?」
以下略 AAS



36: ◆RZFwc/0Dpg[sage saga]
2019/12/04(水) 22:54:21.57 ID:JiBnuEL3o


「──プロデューサー。明日も……明日もレッスン、お願いしますー」

「……」
以下略 AAS



37: ◆RZFwc/0Dpg[sage saga]
2019/12/04(水) 22:54:54.63 ID:JiBnuEL3o



  君の愛がなかったら、それは
  ボロ酒場の下らない乱痴気騒ぎだ
以下略 AAS



38: ◆RZFwc/0Dpg[sage saga]
2019/12/04(水) 22:55:27.06 ID:JiBnuEL3o

「まさかあの摩美々が、3日連続でレッスンしたがるとはなあ」


 からかうような口調で俺は言う。助手席では制服姿の摩美々が、窓の外を眺めていた。
以下略 AAS



39: ◆RZFwc/0Dpg[sage saga]
2019/12/04(水) 22:56:04.07 ID:JiBnuEL3o

 レッスンへ向かう道中だった。道は空いていて、車はすいすい進んだ。この様子だと予定より早く着くかもしれない。


「なあ、摩美々。どっか寄るか? お腹とか空いてない?」
以下略 AAS



40: ◆RZFwc/0Dpg[sage saga]
2019/12/04(水) 22:56:43.80 ID:JiBnuEL3o

 横目で助手席を見ると、摩美々は目を真ん丸に見開いていた。珍しい表情を見ることが出来て、俺はつい微笑んでしまう。


「……えー。どうしたんですか、プロデューサー」
以下略 AAS



41: ◆RZFwc/0Dpg[sage saga]
2019/12/04(水) 22:57:16.27 ID:JiBnuEL3o

 軽口を叩き合う最中も、摩美々はこちらを探るような眼をやめなかった。
 そしてその表情のままポツリと呟く。


以下略 AAS



42: ◆RZFwc/0Dpg[sage saga]
2019/12/04(水) 22:57:57.07 ID:JiBnuEL3o

 ビクリと肩に力を込めて、摩美々は黙り込んでしまった。そんな彼女に対して続ける。


「別に言いたくないことは、言わなくても良い。言う必要がないと思ったことなら、言わなくても良いさ──摩美々はしっかりしてるから、そこら辺の判断は出来ると思うんだ」
以下略 AAS



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