【シャニマス】摩美々「ナッキンコールにありがとー」
1- 20
28: ◆RZFwc/0Dpg[sage saga]
2019/12/04(水) 22:49:46.81 ID:JiBnuEL3o


 レッスンが終わって摩美々はそのまま帰る……と思っていたのだが。彼女は何故か事務所へ戻る俺について来た。


以下略 AAS



29: ◆RZFwc/0Dpg[sage saga]
2019/12/04(水) 22:50:21.21 ID:JiBnuEL3o

 呆れながら、俺は冗談混じりに言う。


「物好きだな。そんなに事務所が好きか?」
以下略 AAS



30: ◆RZFwc/0Dpg[sage saga]
2019/12/04(水) 22:50:52.95 ID:JiBnuEL3o

 それを聞いて、俺は凍りついてしまった。
 摩美々がレッスンをしたがったから──ではない。

 レッスンを要求する彼女の顔が、まるで何かに焦っているかのように見えたからだった。
以下略 AAS



31: ◆RZFwc/0Dpg[sage saga]
2019/12/04(水) 22:51:25.30 ID:JiBnuEL3o

 あぁ……そうか。
 こいつは「これ」を言い出すタイミングを見計らうため、ずっと事務所に居たのか。

 摩美々、お前は一体何を怖れているんだ。
以下略 AAS



32: ◆RZFwc/0Dpg[sage saga]
2019/12/04(水) 22:51:58.35 ID:JiBnuEL3o

「1、2、3、4……。摩美々ちゃん、テンポ遅れてますよ〜」


 はづきさんの声がレッスン室に響く。摩美々はそれに合わせて、真剣な表情で手足を動かしていた。
以下略 AAS



33: ◆RZFwc/0Dpg[sage saga]
2019/12/04(水) 22:52:33.20 ID:JiBnuEL3o

 そんなレッスンにも文句ひとつ言わず、摩美々は黙々と課題をこなしていた。
 彼女の姿を見ながら、俺は呟く。


以下略 AAS



34: ◆RZFwc/0Dpg[sage saga]
2019/12/04(水) 22:53:06.54 ID:JiBnuEL3o

 そう考えていた矢先、摩美々が大きくよろめいた。


「おっととー」
以下略 AAS



35: ◆RZFwc/0Dpg[sage saga]
2019/12/04(水) 22:53:43.44 ID:JiBnuEL3o

 伏し目がちにクールダウンを行う摩美々を視界の端に入れつつ、俺は離れた場所ではづきさんと話をした。


「今日の摩美々、どうでした?」
以下略 AAS



36: ◆RZFwc/0Dpg[sage saga]
2019/12/04(水) 22:54:21.57 ID:JiBnuEL3o


「──プロデューサー。明日も……明日もレッスン、お願いしますー」

「……」
以下略 AAS



37: ◆RZFwc/0Dpg[sage saga]
2019/12/04(水) 22:54:54.63 ID:JiBnuEL3o



  君の愛がなかったら、それは
  ボロ酒場の下らない乱痴気騒ぎだ
以下略 AAS



38: ◆RZFwc/0Dpg[sage saga]
2019/12/04(水) 22:55:27.06 ID:JiBnuEL3o

「まさかあの摩美々が、3日連続でレッスンしたがるとはなあ」


 からかうような口調で俺は言う。助手席では制服姿の摩美々が、窓の外を眺めていた。
以下略 AAS



81Res/43.45 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice