【シャニマス】摩美々「ナッキンコールにありがとー」
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◆RZFwc/0Dpg
[sage saga]
2019/12/04(水) 22:47:30.48 ID:JiBnuEL3o
俺達が決勝で負けた次の日は、空気が澄んでいた。
秋晴れの遠くで、くっきりとした鰯雲が描かれている。
以下略
AAS
25
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◆RZFwc/0Dpg
[sage saga]
2019/12/04(水) 22:48:01.07 ID:JiBnuEL3o
「……大丈夫か? 疲れも残ってるだろうし、気持ちを切り替える必要もあるだろうから、数日は休みにするつもりだったんだけど」
以下略
AAS
26
:
◆RZFwc/0Dpg
[sage saga]
2019/12/04(水) 22:48:32.93 ID:JiBnuEL3o
信号待ちになったので、隣に立つ摩美々の顔色を改めて窺う。彼女はやはり、いつも通りの平然とした表情だ。
以下略
AAS
27
:
◆RZFwc/0Dpg
[sage saga]
2019/12/04(水) 22:49:11.84 ID:JiBnuEL3o
違和感を覚えたのは、ダンスレッスンの最中だった。
「……あれ?」
以下略
AAS
28
:
◆RZFwc/0Dpg
[sage saga]
2019/12/04(水) 22:49:46.81 ID:JiBnuEL3o
レッスンが終わって摩美々はそのまま帰る……と思っていたのだが。彼女は何故か事務所へ戻る俺について来た。
以下略
AAS
29
:
◆RZFwc/0Dpg
[sage saga]
2019/12/04(水) 22:50:21.21 ID:JiBnuEL3o
呆れながら、俺は冗談混じりに言う。
「物好きだな。そんなに事務所が好きか?」
以下略
AAS
30
:
◆RZFwc/0Dpg
[sage saga]
2019/12/04(水) 22:50:52.95 ID:JiBnuEL3o
それを聞いて、俺は凍りついてしまった。
摩美々がレッスンをしたがったから──ではない。
レッスンを要求する彼女の顔が、まるで何かに焦っているかのように見えたからだった。
以下略
AAS
31
:
◆RZFwc/0Dpg
[sage saga]
2019/12/04(水) 22:51:25.30 ID:JiBnuEL3o
あぁ……そうか。
こいつは「これ」を言い出すタイミングを見計らうため、ずっと事務所に居たのか。
摩美々、お前は一体何を怖れているんだ。
以下略
AAS
32
:
◆RZFwc/0Dpg
[sage saga]
2019/12/04(水) 22:51:58.35 ID:JiBnuEL3o
「1、2、3、4……。摩美々ちゃん、テンポ遅れてますよ〜」
はづきさんの声がレッスン室に響く。摩美々はそれに合わせて、真剣な表情で手足を動かしていた。
以下略
AAS
33
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◆RZFwc/0Dpg
[sage saga]
2019/12/04(水) 22:52:33.20 ID:JiBnuEL3o
そんなレッスンにも文句ひとつ言わず、摩美々は黙々と課題をこなしていた。
彼女の姿を見ながら、俺は呟く。
以下略
AAS
34
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◆RZFwc/0Dpg
[sage saga]
2019/12/04(水) 22:53:06.54 ID:JiBnuEL3o
そう考えていた矢先、摩美々が大きくよろめいた。
「おっととー」
以下略
AAS
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