勇者「魔王封印するつもりがミスって殺してしまった。俺はもうダメかもしれない」
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名無しNIPPER
[saga]
2020/11/08(日) 19:16:13.58 ID:0WLVFLUwO
……以上が、この騒動において当事者として記せる全てである。
もっとも勇者の命が続く限りまた同じようなことが起こるに違いない。
全てを記したい気持ちは山々だが、あくまで俺は戦士だ。ペンを取るのはこれで終わりにして、もっと適した者に任せるとしよう。
最後に区切りとして、一番大事なことのみ記そうと思う――。
勇者「『彼らはいつまでも幸せに暮らした』」
勇者「……」
勇者「はっ…ポエミーすぎるっつの」
勇者「……王様ねえ」
勇者「俺の価値観でこの世界を染めてやるって野望にはうってつけだ。やる気がでるってもんさ」
勇者「ご要望どおりいつまでも幸せに生きてやろうじゃねえか」
勇者(そのためには…)
女王「ご機嫌よう、見つけましたわ勇者様。戴冠式の日取りとその後について少しお話が…」
僧侶「あ、いました、勇者様…と女王!?あ、こら、離れてください今すぐに!」
女王「あら僧侶様。今は私が先ですのでお控えくださいな。終わりましたら僧侶様にお貸ししますから。ね?」
僧侶「ね?じゃないです!大体借りるのはあなたの方でしょうが!」
女王「んー、そうですね。確かに過ごした時間の長さとして胸はお借りしたいところですが…」
僧侶「ちょっと。どこを見て…」
女王「…うーん。借りたらご破産してしまいそうですし、遠慮いたします。お気持ちだけいただいておきますね?」
僧侶「…あ?上等です表出ろッ!!」
勇者「あ、じゃあ俺はこの辺で…」
女王「嫌ですわ。勇者様も来てくださいな。このままだと私僧侶様に殺されてしまいそう」
僧侶「誰がしますかそんなこと!…勇者様もに来てください。私まだあの約束が無効になったなんて認めてないんですからね!」
勇者「……はぁ」
勇者(そのためには、まずこの二人と白黒つけなきゃな)
勇者「はいはい。いくらでも付き合いますよ」
勇者「今度こそ逃げずに、さ」
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