高坂京介「私の弟がこんなに可愛いわけがない?」五更瑠璃「所謂性転換モノよ」
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12:名無しNIPPER[sage saga]
2019/12/04(水) 00:00:33.35 ID:arE/+xlHO
『なあ、姉ちゃん』
『な、何よ、改まって……』

未だ収まらない胸の高鳴りを鎮めようとしつつも、それでもどこか、期待して弟を振り向く。

『いつもありがとな』

それは初めて耳にした、弟からの感謝の言葉。
意地を張るように頑なに振り向くことはなく。
それでも耳が赤いことに気づいて、姉は笑う。

『ぷっ……なにかっこつけてのよ』
『茶化すならもうぶちまけるからな』
『あ、待って。どうせなら私も一緒にする』
『姉ちゃんはもう小便しただろ?』
『実は久しぶりにお通じがきそうなのよ』
『ふん。自分の料理で腹を壊しただけだろ?』
『お、女の子は色々大変なんだから!』

憤慨すると、弟は愉快そうに肩を揺らし、ひとしきり笑ったあと、不意に手を握ってきた。

『俺たち、姉弟だけどさ……』
『……うん』
『一緒に糞をするくらいなら、その……』
『うん……いいよ』

頷いて、弟の手を強く握りしめると不安げに。

『ほ、ほんとにいいのかよ……?』
『……いいよ』
『で、でも、こんなこと初めてだろ……?』
『……お姉ちゃんの初めて、あんたにあげる』
『姉ちゃん……俺、もう……!』
『うん、きて……お姉ちゃんも、一緒に……!』

ぶりゅっ!

『フハッ!』

姉弟は息を合わせ全く同時に脱糞した。
それがなんだかおかしくて、嬉しくて。
姉弟は共に悦に浸り、盛大に哄笑した。

『フハハハハハハハハハハハハハッ!!!!』

ぶりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅぅ〜っ!

姉弟同士の禁断の愛は脱糞というギリギリの境界線の上に成り立ち、世界から祝福された。
ちなみに、実は弟は既にパンツを汚しており。

『こ、これは弟のうんちパンツ! あいつめ、許せん! くんかくんか! すーはーすーはー! 』

そんなどこかで聞いたような台詞と共にたっぷり嗅いだ後、姉に手揉み洗いされましたとさ。


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