6: ◆rDMPFYnrzE[saga]
2019/12/03(火) 22:57:12.42 ID:xb2lkOTBo
指揮官「赤城も購買に用事があるのか?」
赤城「いいえ。近くを通りかかっただけなのですけど、指揮官様の匂いがしたのでふらりと立ち寄った次第ですわ」
7: ◆rDMPFYnrzE[saga]
2019/12/03(火) 22:57:39.18 ID:xb2lkOTBo
指揮官「ほら、科学研究の資材なんだが。艤装解析に回してもいい汎用素材の数を把握しておきたくてな」
赤城「あら。確かに強化予定の装備の事を考えると、残しておいて欲しい数があるのは否定しませんけど」
赤城「それくらいなら指揮官様の裁量で幾らでも自由にしていい領分ではなくて?」
8: ◆rDMPFYnrzE[saga]
2019/12/03(火) 22:58:06.55 ID:xb2lkOTBo
赤城「つまり指揮官様はあのメイドよりも赤城を頼って下さったのですね!? 光栄の至りですわ!」
指揮官「まぁベルは買い出しで今母港に居ないしな」
9: ◆rDMPFYnrzE[saga]
2019/12/03(火) 22:58:33.51 ID:xb2lkOTBo
夕立「なに!? 良いの指揮官!?」
時雨「なになに、どうしたの? 気前がいいじゃない」
10: ◆rDMPFYnrzE[saga]
2019/12/03(火) 22:59:00.52 ID:xb2lkOTBo
夕立「おいしい!」ムシャムシャ
時雨「あ、もう! ちゃんとお返事しないとダメよ!」
11: ◆rDMPFYnrzE[saga]
2019/12/03(火) 22:59:40.02 ID:xb2lkOTBo
指揮官「ふっ、慌ただしいな全く」
フラ……フラ……
12: ◆rDMPFYnrzE[saga]
2019/12/03(火) 23:00:08.63 ID:xb2lkOTBo
赤城「……そう、本当に指揮官様は面倒見が良い方ですわ」
指揮官「どうした急に」
13: ◆rDMPFYnrzE[saga]
2019/12/03(火) 23:00:35.56 ID:xb2lkOTBo
―― 執務室 ――
赤城「えーっと、確か資材の在庫数を書き留めた資料と運用中の設備をまとめた資料がこの辺りに……」ゴソゴソ
14: ◆rDMPFYnrzE[saga]
2019/12/03(火) 23:01:02.76 ID:xb2lkOTBo
赤城「……指揮官様……」
指揮官「赤城も同じことを考えていたくらいだ。他の古参の艦たちも随分不安にさせてしまっているんだろう」
15: ◆rDMPFYnrzE[saga]
2019/12/03(火) 23:01:29.54 ID:xb2lkOTBo
赤城「…………」
指揮官「あぁ、お帰りベルファスト。早かったな」
16: ◆rDMPFYnrzE[saga]
2019/12/03(火) 23:01:56.30 ID:xb2lkOTBo
―― 重桜寮 ――
赤城「……うふふ……」
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