【安価・コンマ】傭兵として生きる part2
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705:名無しNIPPER[saga]
2020/05/05(火) 23:48:21.25 ID:xzuQVG3A0
飯田はシモーヌを彼らに預け、アリスと共に奥へ進んだ。

アリス「シモーヌ、大丈夫かしら」

飯田「ああ、きっとな」

アリス「...そうね」

突然、照明が消えた。

飯田「何だ...?」

すると暗闇の中から聞き覚えのある声が聞こえてきた。

キーガン「久しぶりだなぁ!よくあの戦争を生き抜き、ここまで来たな!褒めてやるよ!」

アリス「マルバス隊の隊長...!」

キーガン「だがここで終わりだ。安心しろ、じっくり殺してやるからよ!ハハハハッ!」

暗闇の中で何かが動くのが見えたかと思うと、左腕に鋭い痛みが走る。

キーガン「どうだ、ナイフの味は?美味いかぁ?」

再び影が動く。

アリス「どうする...このままじゃ」

飯田「くっ...」

ズガガガン!

キーガン「っ!クソがぁっ!誰だ!」

ミラー「そう吠えないでくださいよ」

リノア「それな〜」

飯田「局長、リノア!」

そこにはナイトビジョンゴーグルを装着したミラーとリノアがいた。

ミラー「詳しい話はもうクロウ隊から聞いてますね?」

飯田「はい。でも情報は誰が?」

ミラー「さあ、匿名でしたから。...まあ、予想はつきますがね」

リノア「元気、アリス?」

アリス「リノア...。ええ、元気よ」

リノア「そりゃよかった」

キーガン「俺が居ることを忘れてんじゃねえのかぁ!?」

激しい雄叫びと共に銃弾が飛んできた。

ミラー「さあ、こいつは任せて2人は先に行きなさい」

飯田「ですが...」

リノア「いいから〜」

飯田「...分かった」

ミラー「ああ、これを」

彼が手渡してきたのは救急キットだった。

飯田「助かります」

ミラー「ええ。では、また後ほど」

飯田「...はい」

ミラーとリノアは奥へと進む2人を見送ると、互いに背中を合わせた。

ミラー「アンドロイド、準備は?」

リノア「できてるよ〜。てかリノアって名前があんの」

ミラー「はいはい」

キーガン「俺を舐めやがって!殺す殺す殺す殺す殺す!殺してやるっ!!」
今日はここまで。


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